STAGE044(2021/04/25)
龍虎の拳/スウィートホームどうも、1Pカワサキです。
どうも、2Pハセガワでーす。
この番組は、かつてゲーム少年だった1Pカワサキと2Pハセガワの2人が、ゲームにまつわる様々な話題で、故きを温ねて新しきを知る番組です。
はい。
という事で、ブライトビットブラザーズ、STAGE44です。
はい。
今回のテーマは、龍虎の拳。
はい。
っていう事でね、こちらも知っている方は知っている。知らなくても、ネットでのネタとして知ってる方もけっこういるんじゃないかというね。
www、そうかそうか、そうですね。
有名なセリフが色々あったりしますから。
はい、はい、はい。
こちらね、1992年9月24日に発売されたネオジオでの対戦型格闘ゲームという事になってるんですが、これネオジオの100メガショック第1弾ソフト。
ね、そうなんですね。
ね。
これね、当時テレビCMもけっこう流れてたんで、それを覚えてる方もいらっしゃるのかも知れないですけど。
あれ、なんていうんすか。
仮面の人って名前あるんですか?
あれね、ゲーマントやったかな。
wwwそうなんだ。全然知らなかった。ネオジオ仮面かと思ってた。
そうそうそうそう。
キャラクターとしてね、ゲーマントがデザインされたのぼりがね、お店に飾ってあって、ネオジオっていうのが確か販売もしてたんですけど、レンタルもしてたんすよ。
んー。
レンタルゲーム機の初めてのハードじゃないかな、確か。
ああ、そうか。
確かね、やってたと思う、当時。
やっぱり1台がけっこう高いハードだったんで。5~6万したんちゃうかな、ハードだけで。
で、カセットが2万ぐらいしてたから。
そうそう。
カセット、でかいっすよね。
うん、そうそうそう。
ただ、ゲームセンターと全く同じものが家で遊べるというのが売りだったんで、そこはね、ホントに嘘偽りがない状態だったんですけども、そのネオジオっていうハードでの100メガショック第1弾ソフト。
これ、100メガショックというのも色々あるんですが、我々ファミコン世代からすると100メガというとね、
いやすごい!
すごい!
大台も大台ですよ、これ。
でね、この頃はストリートファイターが、もう既に人気があった頃で、そちらはだからカプコンのタイトルですけど、こちらもSNKというね、当時ここらあたりから、徐々にカプコンのライバルという立ち位置をね、はっきりさせていくメーカーなんですけど。
で、今回は、この龍虎の拳1作目と2作目、ちょっと合わせてね、話していきたいと思いますんで、よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
ではね、オープニングでも言ったんですけど、この龍虎の拳の1作目出たのが1992年の9月24日なんですが、続編の龍虎の拳2というのが、1994年2月3日に発売されてます。
んー。
これ、間2年あるんですけど、この間に発売されたタイトルもかなり重要なタイトルで、龍虎の拳1作目出た後、同じ年1992年の12月10日に、餓狼伝説2が出てますね。
ですね。
で、その翌年1993年7月7日に、サムライスピリッツ。
おおー。
1作目ですね。
あ、1作目か。
そうです。
そうか。
で、この同じ年1993年の9月16日に、餓狼伝説スペシャルが発売されてます。
あ、餓狼早いな。
はい。
へえー。
だから、龍虎の拳1が出た後のこのラインナップはもう、SNK黄金期。
確かに、確かに。
第1次黄金期ですね、これ。
だって92年って、他もいっぱい出してて、格ゲーは。
出してましたね。
ね。
なんたってチャタンヤラクーシャンクが、
www、それ伝わるかな。ありましたね。
ミッチェルから出てますし。
ダイノレックスもね、タイトーから出てますし。
www、それ伝わるんですかね。
www。
じゃあ真面目にいうと、ワールドヒーローズも出てますね。
そうですね、はいはいはい。
あと、富士山バスターも出ております。
www。
あの、ホントにストリートファイター2がね、売れたおかげでというか、影響で、たくさんのメーカーからたくさんの格闘ゲームが発売された中、万を持してこの龍虎の拳が出て、その後同じメーカーのSNKから立て続けにね、餓狼伝説、サムライスピリッツというね、もうホントに格闘シリーズの柱と言われるものがね、
いや、ホントそうだな。
そうか、スト2は前にやりましたけど、ずっとスト2やってたから、ブームをかなりやっぱり作ってくれたのは、そこら辺のゲーム…SNKあってですね、これ。
そうですね。
やはり少年マンガとかでもよくあるんですが、やっぱ主人公を引き立たせるのは、強力なライバルがいてこそ。
うん、うん、うん、ホントそう。
という事で、ホントにこのカプコンがもう格闘ゲームで一世を風靡してる中、突如現れたSNKが作ったこの龍虎の拳から始まる格闘タイトル連発が、かなり業界を盛り上げたと。
で、ネオジオのね、メリットというか、基盤が安いんですよ、これ。他のアーケード基板に比べても。
うん。
なので、ゲームセンターからしても、導入しやすかったと思いますね。
なるほどね。
なんか、カセットですもんね。
そうですね。
なんていうか、僕ね、当時ちょっとゲームセンターでアルバイトしてまして、中に入ってるカセットが、事務所に置いてあって、貸してくれたから、「持ってていいよ」みたいなwww、やってる人はゲームあんま興味ないからね。
うんうん。
で、ネオジオを持ってる友達ん家に持ってってやろうって思ったら、ビューポイントを持ってったら、入らなくてwww。
そうですね。
ゲーセンのカセットはでかいんですよね、もっとでかい。
そうですね。
やっぱ規格がちょっと違うんで。
そうなんですよ。
あれ、ガッカリしたwww。
データ的には同じなんですけど。
そうそうそう。
であの、ゲームセンターでのSNKの筐体は、MVSと言われるやつですね。
うん、うん、うん、うん。
マルチビデオシステムっていう略なんですけど、1つの筐体に複数カセットが挿さると。
そうそうそう。
で、筐体についてはセレクトボタンで、その中からゲームを選んで遊べるというのがすごく画期的で、しかもゲームセンターからすると、1台のスペースで複数タイトルが置けるという事で、けっこう重宝されてたみたいですね。
ですよ。
確かに、そりゃそうだ。
まあそういうハードウェアとしてのメリットもありつつ、当時人気の格闘ゲームというタイトルを、これだけ連発してたという事で、私の個人的な記憶では、餓狼伝説スペシャルなんかはホントにスト2と並ぶぐらい人気あってね、ゲーセンで。
あった。
スペシャルはすごかった。
かなりスペシャルは、もうめちゃくちゃ遊んでましたね。
うん。
まあ、今回龍虎の話なんで、ちょっと置いときますけどwww。
はい。
ガロスぺもね、がっつりいきたいとこではあるんですが。
まず龍虎が、
そうね。
今回ね、「カワサキさん、龍虎話してくださいよ」って言ったんですけどwww。
そうそう、ハセガワさんのリクエストでねwww。
なんかねやっぱね、餓狼より龍虎を先に聞きたいんですよね。
はいはいはい。
まあ順番でもそうですからね、確かに。
ゲーセンで、インパクトがすごいあったんすよ、龍虎、僕は。
ああー、確かに。
その辺のね、ハセガワさんの思い出も混ぜつついきましょうかね。
うん。
この龍虎の拳の1作目というのが、かなり特徴として、ストリートファイター2とか他の格闘ゲームとは、もう一線を画すぐらい個性的な特徴がけっこうあるんすよ。
うん。
その辺の話をしていきたいんですが、まず1つ目がね、対戦格闘ゲームなんで、対戦するときはね、複数のキャラの中から、それぞれ1P側2P側でキャラを選んで戦うというのは、ストリートファイター2と同じなんですけれども、1人用で遊ぶときに、ストーリーモードっていうのが入ってまして、それでお話を重視するために、コンピュータ戦では2人しか使えないんです、キャラが。
そうなんですよね。
このタイトルの「龍虎」と言われるリョウとロバートという2人のキャラだけしか、ストーリーモードでは使えなくなるというのがすごく特徴的で、スト2でいうとリュウとケンしか使えないみたいなね、感じの作りになってるんですよね。
うん。
で、これがなぜそうなってるかというと、このゲームのもう一つの特徴が演出がすごく多いんですよね。
うん!
ゲーム中演出というか。
そうですよね。
で、ストーリーがですね、この主人公のリョウの父親が失踪したと。
うん。
で、その後、ストリートファイターでリョウがお金を稼いで、妹と2人で暮らしてきたらしいんですけど、ある日、その妹が何者かにさらわれると。
うん。
で、さらったのが、サウスタウンに住む何者かである事がわかったリョウは、同じ道場ね、極限流道場の友達のロバートとともに極限流空手を武器に、妹の奪還のためにサウスタウンへ向かうという、非常にハリウッド的な、
そうですね、確かにwww。
もうホントにね。
ハリウッド映画見てたら馴染みのあるお話、わかりやすいお話があってですね、これを1人用では、間に演出を入れながらじっくり見せるというのが、当時1人用で遊ぶときにスト2とかだとね、コンピュータを倒してって、最後ボスと戦うぐらいしかなかったんですが、お話仕立てでね、あいだあいだにキャラのセリフとかが入ったりするところで、すごく臨場感のある演出がされてたと。
うん。
この辺なんかは、やっぱりインパクトがあったと思いますね。
ありました、うん。
で、あとはね、これさっきこっちの話しましたけど、実はもうパッと見で明らかに他のゲームと違うところがあると。
うん。
それがね、キャラクターの大きさね。
そう、でかい。
www。
当時のネオジオの機能の一つに拡大縮小というね、スーパーファミコンでも特徴として宣伝してましたけど、これが格闘ゲームでどう活かされるかというと、そのキャラクターの距離によって大きさが変わるっていう事になるんですね。
うんうんうん。
だから、1Pと2Pのキャラが近づくほどに、キャラが大きく見える。
うんうん。
で、一番近づいたときは、もうほぼ画面の半分以上キャラクターが映ってるみたいな状態になって、もうめちゃくちゃキャラクター大きいんですよ、これ。
でかい!
www。
これがね、もうホント他のゲームとは全く違う見た目でね。
うん、迫力がありましたね。
ね。
パッと見て「すごい!」と感じるとこでしたね。
うんうん。
で、今度逆に画面の端と端で離れると、すごくちっちゃくなって、すごく遠くにいるように見えると。で、背景も遠くまで見渡せるようになるという感じで、なんでしょうね、臨場感というか。
うん。
で、この辺の技術っていうのは、後のサムライスピリッツとかね、他でも拡大縮小は活かされてて。
サムスピも、離れるとキャラがちっちゃくなってたでしょ?
そうだ、そうだった。
寄ったときの大きさは龍虎ほどじゃないけど、離れたときにはちっちゃくなってたんすね。
うん、ああ確かに。
だからやっぱ龍虎はでっかいから、インパクトがあったから、よく覚えてるんだなあ。
あれはたぶん、同じときに出ていたスト2と「何か勝てるところを見せないと」というので、キャラクターを大きくしたんだと思うんすよね、やっぱり。それはすごく遊ぶ側にアピールとしては成功してると思うんすけど。
うん。
でですね、キャラクターが大きいという事に関係もするんですが、このゲーム、比較対象としてスト2がわかりやすくてスト2と比べますけど、ゲームスピードがね、遅いんですよ。
ああそうか、ふうーん。
そうそうそう。
で、これは要するに重量感を出すため。
ああ、なるほど。
重いパンチとかね、重いキックというのを出すために、いわゆる強攻撃という攻撃はすごく遅いんですね。
うんうん。
で、ゲームテンポとしても、吹っ飛んで転んで起き上がるまでがけっこう長い。
うんうんうんうんうんうん。
すぐにパッと起きるというイメージじゃなくて。
この辺なんかも、ゲーム全体のスピード感とか重量感としては、今でいうとモンスターハンターみたいな感じですかね。
ああ。
あれも当初、ゲームスピードが遅いとか、武器を振るのが遅いといわれたもんですが、あれはやっぱ重量感を出すためというかね、あれと同じ事を龍虎は狙ってたんだと思うんすけど。
うん。
で、重量感があるとかとともに、リアルを目指すという事で、通常技キャンセル→必殺技というのができなくなってます。
ああ、やっぱないんだ。
これ、1作目だけかな。2作目はあったような気もするけど。
うん、うん、うん。
その代わりに、必殺技の威力がすごく強い。
強いwww。
www。
必殺技ですからね、そもそも。
うん、うん。
必ず殺す技と書いて必殺技ですから。
www、はい。
ペチッて当てて弱パンチぐらいしか減らへんっていう方が、おかしいわけですよ。
確かにね。
盛ってますよね、そんなんじゃね。必殺技じゃない。
はい、必殺技じゃないです。
だから、必殺技というのがホントに必殺の威力を持ってたと。
うん。
さらにこのゲームね、もう一つ特徴まだありますけど、気合い溜め動作。気力ゲージというね、体力ゲージと別にもう1個ゲージがある。
ありましたね。
この気力ゲージというのが、龍虎の大きな特徴の一つ。
うん。
これ、何するかっていうと、気力が溜まってないと必殺技が使えないというね。
うん。
気力が溜まれば溜まっているほど、必殺技を出したときに威力が上がる。
うん。
で、ゼロのときは…例えば飛び道具ね、出す必殺技だと、気力がないと飛び道具自体が出ないとかね、そういうふうな演出がされてます。
うん。
で、この気力ゲージマネジメントがけっこう大切なゲームなんですが、これどうやるかっていうとね、ボタンを押しっぱなしにすると気力を溜めるポーズをして気力が溜まる。
うん。
はあああ…!って言いながらね、ゲージがビューっと増えていくと。
ちょっとオーラが出ますよね。
そうそうそうそう。
で、これで溜まったら、必殺技を撃つと強い技が撃てるというんですが、じゃあ相手の方は何もできないかというとね、相手を挑発できるんすよ。
www。
この「挑発」っていうのは、これたぶん龍虎が初めてだと思うんすけど、
ああ、そうかも。
挑発っていうこれ専用にボタンあるんすよ、ちゃんと。
うん。
挑発ボタンが、専用に1個用意されてまして。
贅沢。
ネオジオは、ボタンは基本4つボタンなんで、Aボタンがパンチ、Bボタンがキック、Cボタンが特殊動作、Dボタンが挑発というボタン構成なんですが、このDボタンを押すと挑発という動きをして、相手の気力ゲージをちょっと減らせる。
うん。
で、これどうなるかっていうと、離れた位置で敵が気力を溜めだすと、挑発を連打して増やさないようにするというwww、なかなか不毛な事になると。ちょっと面白い事になるんですが。
そうですねwww。
この辺がね、龍虎の拳というと思い出す方も多いところじゃないかなと思うんですけどね、この気力ゲージ。
そうですねー。
このゲームはそもそもね、実は飛び道具自体あんまり強くないんですよ。
ああ、そうですか?
うん。
出るの遅いし。
ああ、そうか。
あと、実は弱パンチで相殺できるんすね。
え? そうなの?
打ち落とせるんすか?
はい。
虎煌拳とか来たときに、タイミングよくピッて弱パンチ打つと消せるんです。
あ、そうだったんだ。
うん。
へえー。
仕様なんです、そういう。
へえー。
なので、実は実戦的にいうと、気力減らした上で至近距離で撃つ方が強い技とかもあるんです。
www。
www。
空撃ちみたいな方が。
そうそう。
あれやった方が、出るのが早くて隙がないとかね、なんかちょっと矛盾した事が起きるんですけど。
でも面白い、それはwww。
ただまあ威力はないんですよ、当然。
うんうんうんうん。
まあそういう事が起きたりとかするんですけど。
で、もう一つね、特徴として演出の一つなんですけど、外見が変化する。
そう、ね。
これもね、さっき言ったキャラクターが大きく表示されてるというところに、この変化がある意味があるんですけど、顔がね、どんどん腫れてくるんですね、ダメージを受けると。
ボッコボコになりますよね。
そうそうそうそう。
怖い、あれは。
これ、初めて遊んで気づいたときびっくりしますよ、これ。
うん、うん。
今までの格闘ゲームって、やっぱり殴り合ったら変化するのは体力ゲージだけなんですよね。
そうですね。
体力ゲージが減る事で「あ、今ダメージ食らってるな」っていうのがわかるようになってるんですが、龍虎の拳は顔がどんどんボコボコになってくると。
そうです。
というので、ダメージ食らってるのが視覚的に、キャラクターを見るだけでわかる。
表情でね、わかる。
貝獣物語と一緒です。
www。
確かね、フットワークの構えも体力減ったら変わってるんちゃうかったかな。
ああ、そうなんですね…。
ガードが下がったりしてなかったかなあ。気のせいかな。
顔がね、ボコボコになってるせいかも知んないすけど。
www。
いやあでも、けっこうえげつない感じになりますよねwww。
ですよね。
けっこう痛々しい感じになってくる。
なるなるなるなる。
だから、動きが遅くて一撃が重いのと、そこはすごい合ってるんでしょうね。
そうですね。
やっぱりそういうリアリティという部分で、他の格闘ゲームよりも殴っている感じとかを表現したいというところが、色々システムに反映されてて。
なんか説得力がある。
そうですね。
かなり差別化されてると思いますね、他のゲームとね。
うん、うん、うん。
この外見の変化っていうのが、ダメージ表現だけではなく、必殺技でKOしたりすると服が破れたりすると。
うんうんうんwww。
もしくはフィニッシュで、普通とは違うダウンポーズを表示するとか、そういう演出が入ってたりするんですね。
うん。
KOされたときだけ、専用のポーズが出るとか。
うん。
で、この「服が脱げる」っていうのは女性キャラにも当てはまってて、これもね、龍虎を語る上では非常に有名な脱衣ダメージというね。
そうですね。
これが最大限に活かされてるのが、キングっていうキャラなんですけど。
うん。
これ出てきたときは、ムエタイ使いのバウンサーっていう設定でね、正装したキャラなんですけど、
なんかシュッとしたね、金髪の美少年というか。
そうそうそう。
ところがこのキャラクターをね、必殺技で倒すと、服が破れて実は女性だというのがわかると。
そう。
この辺はね、非常にドラマチックでかっこいい演出だと思いますね、やっぱり。
なんかでもそう考えると、その当時のね、ちょっとB級映画とかで、エロス&バイオレンスみたいなのあったじゃないですかwww。
確かにね。
そういう感じもありますね、ストーリーでも。
でも今思えばね、男装の麗人っていうキャラはかなり早かったんじゃないかなと思って。
うん、うん。
なんか、人気ありますもんね、キングはね。
いや、キングは私も個人的にすごい好きなんすよ、かっこよくて。
戦ってる理由も、病気の弟のためっていうね。
そうそうそう。
でも自分はムエタイでね、足技が強いっていうね、そこら辺の対比とか。
で、けっこうちゃんと構えがムエタイですよね、キングって。
そうなんですよ。
けっこうキャラごとのね、使う格闘技の特徴とかも再現されてまして。
で、このキングは脱衣でフィニッシュすると、セリフまで変わるっていうね。
うん、うん。
急に女セリフになるwww。
そう、「私」ってなる。一人称が。
そうそうそうwww。
この辺、なんかちょっとラブコメというか、なんかマンガっぽい感じでありますが。
うん。
この辺も含めて、演出としてはすごく面白い事やってるな、と。
そうですね、うん、うん、うん。
あとはコンピュータ戦でね、戦う前に掛け合いがあったりとかっていうのも、けっこうやったゲームとしては、最初の方じゃないかなと思いますね、これ。
専用登場演出があるとかね。
うん。
この辺の演出に力を入れていたってのは、やっぱりドラマチックなものにしたいというところだと思うんですよね。これは、当時の他のゲームではなかなかなかった表現だと思うんですけど、この龍虎が出る前の餓狼伝説の初代も、かなりそっち寄りだったんですよね。
ああ、確かにね。
あれもかなりドラマチックな設定で、演出も多めに入ってましたし。
あれもでも、3人しか使えなかった。
そうですそうです。
確かに、そこも近いか。
そうですね。
うん、うん。
でですね、あとはね、操作でいうと攻撃動作がね、Aパンチ、Bキックと2種類しかないんすよ、これ。
そうでしたっけ?
はい。
で、スト2なんかはね、6つボタン、パンチだけで3つ、キックだけで3つあるわけですよ。
うん。
じゃあこれ、明らかに技少ないんじゃないか? となるじゃないすか。
うん、うん、うん。
じゃあ、どう解決してるかというと、龍虎の拳では、Aの後にCを押すと強パンチが出る。
ああ、そうだっけ? そうかそうか。
で、Bの後にCボタンを押すと、強キックが出る。
Cボタンってのは「特殊動作」という動作で、これを組み合わす事によって強い攻撃が出せる、というボタンになってたんですが、これが龍虎の拳2では、パンチボタン・キックボタンを長押しすると強い攻撃が出る、になってます。
ふーん。
変更されました。
その代わりですね、2ではさらに攻撃パターンが増えてまして、1でのA+C同時押し、B+C同時押しが、専用の技が出るようになってるんすね。
ふうーん。
2ではA+Cを押すと、アッパーカットという技が出ます。
ふうーん。
で、BボタンとCボタンを押すと、ローキックが出ます。
ふーん。
このアッパーカットというのは、全員一律で対空技になる技なんですね。
うんうんうんうんうんうん。
で、B+Cのローキックは、立ち技で相手をこかす事ができるという。
ああー、そうか。
だからこういうところで、ちょっと技のバリエーションを増やして、変化を持たしてると。
であとは、ジャンプ中にCボタンを押すと、壁際で三角跳びするとか、
あ、してた。
あれ全員打ってたんでしたっけ?
そうですね、全員標準にできますね。
で、空中でめくり攻撃出せたりとか。
ああ! あった。
はいwww。
あったなあ。
細かい違いなんですけど、気力溜めっていうのは、基本的にA・B・C・Dどのボタン押してもできるようになってるんですが、Cボタンでするのが一番効率がいいと。
え? そうなんすか?
なぜかというと、Aボタンでやると、まずパンチ動作が出てから気力溜めし始めるんですよ。
ああ、そうか、確かに。確かにね。
で、Dボタンは挑発じゃないすか。
うん、うん、うん。
で、Cボタンの特殊動作っていうボタンは、普通に押すと何も出ないんですよね。
なるほど!
だから、Cボタンを押すのが一番効率よく気力溜めができるっていう。
即溜めてくれるんですね。
そうですね、はい。
そういう感じになってますね。
まだまだね、独自の特徴がありまして、これももう龍虎最大の特徴と言っていいと思うんですが、超必殺技の発明。
そうだ!
そうだそうだ。
これはもう間違いなく、このゲームがパイオニアだと。
うん。
これね、文字通り必殺技を超える技という事で、より強力な必殺技という事ですね。
うん。
で、龍虎で面白いのは、これ初めから使えないんですね。
そう。
ストーリーを進めると、途中で「超必殺技伝授」っていうボーナスステージが始まるんすね。
そう。
www。
www。
この辺が、なんか昔のゲームというか、1人用で遊ぶゲームっぽくていいですよね、なんか。
そうそう、1人用感がね、なんか…
ね。
うん。
ゲームセンターだけども、なんか家で遊んでるファミコンみたいな感じで、しかも修行シーンなわけです、これ。
なんか氷柱割りすると、「リョウ・サカザキは体力が上がった」とか言いませんでしたっけ?
だからやっぱスト2のボーナスステージとかだと、点数もらえるだけなんですよ。
うん、うん、うん、うん。
でもこの龍虎の拳の方は、ちょっとメリットがあるというかね、
強くなるような事言ってて、ホントに強くなってたのかな。なんか、あんま気にした事なかったけど。
この間に出てくる「超必殺技伝授」というところで、このコマンドを入れて連続3回技を出せっていうのをね、成功すると使えるようになるとか、そういう流れになってるんですが、ここでかの有名な「覇王翔吼拳を使わざるを得ない」っていう、もうゲーム知らなくてもこのセリフは聞いた事あるんじゃないか、っていうぐらいネットミームとして有名ですけど。
あれ、なんでそんな事になったんすかね。
いやたぶん誰かが言い出して、自然に広まってったんでしょうね。
使わざるを得ない。
そうそうそうそうそう。
でもなんか当時、別に普通に受け入れてましたけどね。
あとは、あれね、セリフとプラスして、あのビジュアルなんすよ。
わかる。そっちはわかる。
わかるでしょ。道着に下駄履いて、ハーレーに乗ってるというね。
「あれはおかしいな」とは思ってましたよwww。
あの絵力、強すぎるでしょ。
www強い。
いや、めちゃくちゃかっこいいなと思いましたよ、当時。「リョウ、かっこよすぎるやろ!」と思って。
いやあ、「下駄危ないなあ」と思ってましたね。
だって、今ハリウッド映画であれやってもめちゃくちゃかっこいいっすよ、たぶん。
www、まあね。
「すげえ強いやつ来た!」と思います、あれだけで。
うん、うん、うん、うん、うん。
まあたぶん、絵とセリフが相まってね、有名になったんだと思いますけど。
んー。
で、この覇王翔吼拳っていうのは、超必殺技伝授で覚えられるんですが、実はもう一つね、
そうだ。
完全に隠されていたホントに隠し技として、ゲーム内に仕込まれていた技が龍虎乱舞というね、隠し超必殺技なんですけど。
うん、うん。
当時、一切ホントに表に出ていなくて、雑誌とかでちょろっとね、そういうものがあるかもみたいな事があって、これもプロモーションの一環なんですけど、この隠しコマンドを探すキャンペーンとかやってたんです、当時。
うんうん。
この「龍虎乱舞のコマンドをみんなで探そう」みたいなんでね。
うん。
で、これ正解すると、先着で1万人に非売品の龍虎の拳トランプが送られたと。「1万人ってすげえな」と思って。
すごいっすね。
ね。
1万人なんて、これホンマかな。1万人嘘じゃないかな、これ。
www。
多すぎません? だって。
多いし、
先着1万人って、1万人の人が見つけれる? 龍虎乱舞。
いやでも、どうでした?
当時、見ました? ゲームセンターで。
どうやったかなあ、いや使ってる人おったような気もするなあ。
僕、見て。当時遊んでた連中と。
なんか噂は聞いてたんすよ。なんか隠しがあるって。でも覇王翔吼拳があるから、あれの事なのかなっていう感じもあった中で、なんか常連さんで、龍虎がうまくて、いつもクリアするまでやって帰っていく人がいるんですけど、「あの人、出すらしいよ」っていう話を聞いて、僕、ずっと張ってたんすよ。
うんうんうん。
見たいから、「あの人出すんかな?」っつって。
冗談抜きで隣に富士山バスターがあったから、富士山バスターやったりしながら待ってて。
www。
で、最初見たときは、ちょっとわかんなかったですね、正直。
はいはいはい。
まあ言ったら通常技の繋ぎだから、高速繋ぎだからわかんなかったけど、でも明らかにあれってなんていうかな、人間の手技で出してるんじゃないから、アレだろうみたいな話をみんなでしたの覚えてます。
へえー。
うん。
いやそれ、いい思い出ですね。
うんうん。
なんかちょっと「噂として聞いてるけどホントにあるのかな?」っていうのを見たっていうのはね。
そう。
良くないマナーですけど、「台蹴るあの人が出すらしいよ」みたいなwww。
なるほどねwww、はいはいはいはい。
その辺も面白いな、マンガみたいやな。
うん。
で、この超必殺技っていう概念と、この龍虎乱舞というのも、この龍虎の拳が発明した格ゲー界の宝ですよ、これね。
そうですね。乱舞はね。
で、このときに設定されたね、限定された状況によって発動する事ができる技とか、より難しいコマンド入力が必要っていう概念は、この龍虎で作られて、現在までほぼ全ての2D格闘ゲームで使われていると。
うん。
ホントにこれはパイオニアですね。
そうですね。
この龍虎乱舞ってね、さっきハセガワさんも言ってましたけど、どんな技かっていうと…もう今で言うとね、もう私感覚的に乱舞って言ったらもう浮かぶんですけど、これ知らない人が「乱舞」って聞いたら、踊りじゃないですか、やっぱり。
ああ、そうか。
乱れ踊ると書いて乱舞ですから。
そうですよね、そうですね。
私達はもう聞けば、そういうタコ殴りにする技っていうのがありますけど、これね、コマンドが成立すると相手に向かって突進していて、その突進がヒットすると相手に無数の技を叩き込んで、最後ビルドアッパーで締めるっていう技なんですけどね。ビルドアッパーっていうとあれですけど、まあ昇龍拳です、言うたらね。
ビルドアッパーwww。
そうそうそう、虎咆とも言いますけど。
ま、そういう技なんですが、これがね、全部ヒットしたあと最後の技が決まったら、体力ゲージがギューンと減ると。
うん!
それがすごく衝撃的で。
うん、うん。
連続技を叩き込むというのも、これ内部的に言ってしまうと、単に通常技を早く連続再生してるだけなんですよ。
そうですよね。
パンチキックとかをね、連続で早く再生してるだけなんですけど、めちゃくちゃかっこいいんですよ、これ。
かっこいいですよねー。
これが発明なのは、容量も食わないわけですね。
そう、そこですよね。
元々ある絵を、連続で早く再生してるだけ。にもかかわらず、こんなにかっこいい技が作れてしまうというのが、格ゲーにおける発明だったと。
ですね。ホントそう。
この後ね、いろんなゲームでこの乱舞を使うキャラは必ず1人はいる。
そう…ね、だって通常技を繋げばいいからwww。
そうです。
容量食わないから、真似できますよね。
そうなんですよ。
簡単だし手軽だしと。
うん。
で、しばらくは、この超必殺技っていうカテゴリーでいくと、この乱舞っていうのは、かなり作り手側からしてもすごく優秀な技だったんですが、この後もう一つ、画期的な超必殺技っていうのが生まれまして、これ龍虎の拳は関係ないんですけど、何かわかります?
瞬獄殺?
そうです。
やっぱり?
そうです!
なんか、もう一段押し上げた感じありましたね、瞬獄殺はね。
ホントに私は龍虎乱舞見たときには、SNKがカプコンを超えたなと思ったんすよ。
うんうんうんうんうん。
ところが、カプコンがそれやっぱ超えてくるんすね。
んー、まあね。
スーパーストリートファイター2で豪鬼が出たんかな。
そうですかね、そこら辺すかね。
ね。
豪鬼っていうキャラが出てきたときに、豪鬼が使う超必殺技…まあスーパーコンボですけどね、が瞬獄殺っていう技で、これが発動して相手に突進するまでは一緒なんすね、乱舞と。
うん、うん。
当たった瞬間に、画面が真っ暗になってヒットマークだけが出て、明るくなったら相手が倒れてる。
そうそうそう、ね。
これがね、乱舞を超えた瞬間でしたね。
そうですね。
マジか!? と思って。
もう済んでるんですよね、全てが。
こんなにね、手ぇ抜いた…
www。
手を抜いた仕様が、こんなにかっこいいのかと。
あれはもう、ホント工夫ですよね。
いやもうホントにね、龍虎乱舞でもすごいなと思ったんですが、瞬獄見たときはホントにもう、びっくりしましたね。
うん、びっくりした。
なんてこったと。
だから、あれ見たくてやってる人、いっぱいいたと思いますね。
わかる。
で、コマンドの入力方法もね、SNKが超必殺技で作った複雑化してたコマンドを、瞬獄殺はさらに変えてるんですよね。
うんうんうんうんうん。
ボタンとレバーを順番に押していくというタイプの入力方法で、この辺もやっぱカプコンの意地というか、何か新しいものを作ってやるという気概が見えたなという気がして、ホントに瞬獄殺はすげえなと思いましたね。この乱舞と瞬獄殺っていうのは、格ゲー界においてはコストとそれに反比例してかっこよさが存在する素晴らしい発明なんすね、どっちもね。
そうですね。
ただこれやりすぎたせいで、だいぶ安っぽくなってきましたけど。
そうですね。
www。
いやホントに、言ったら豪鬼って、リュウ/ケンの色替えじゃないすか。
そうそうそうそう。
それを豪鬼たらしめたのは、やっぱ瞬獄殺があるからですよね。
ですよね、やっぱり。
なんか単純にリュウ/ケンの上位互換じゃんっていうのに、もう一つなんかすごいロマンティックな技がついてたから、「やっぱすげえな、このキャラはすげえ強いんだ」って感じが出てましたね。
あの表現ってだって、マンガ…マンガじゃないな、アニメの方ではよく使われるタイプかな。
うん、うん、うん、うん。
なんか通り過ぎてね、シャシャシャッてなって通り過ぎたら相手が倒れる、というね。
うん、そうそう。
すごくかっこいいシーンなんですけど、それをゲームで表現してね、しかも安いというね。
www、そうそう。
そこが素晴らしい、ホントに。
下手に手間かけるより、そっちの方がかっこいいっていうね。
www。
ただ、これが生まれた背景には、この龍虎の拳の超必殺技と龍虎乱舞というものは、やっぱり影響が大きかったんだろうなと。
いやあもう絶対あってこそですよ。龍虎あってこそ、乱舞あってこそですね。
それでいうと、龍虎で採用された気力ゲージというのも、結局ストリートファイター2の後半で入ってくるスーパーコンボを出すためのゲージ。
はい、はい、はい。
あれなんかもたぶん気力ゲージが、やっぱきっかけになってるんだろうなって思うんですけどね。
ゲージは減らないけど、挑発もその後いろんなゲームに搭載されますもんね。
そうですね。
結局ね、挑発って意味がないけど、キャラクターの性格を表すのにはすごく重要というかね、魅力的な動作ですから。
うん。
意味ないんすけどね、ほとんどね。あんまやるとね、喧嘩になるしね。
www、まあね。
ホントでもそこら辺のね、なんていうか、最たるキャラというか、もうダンなんて龍虎がなきゃ絶対出てこないキャラでしたからね。
あれはもう、あれ説明しだすとまた長くなりそうですけど、
そうそうそう、そうなんですけど、
カプコンとSNKの因縁が形になったキャラクター…
そうなんですよ。
一番最近のストリートファイター5に、今度新キャラで出ますけどね、ダン。
出ますねえ。
いやすごいですよ。
こんな長生きするキャラやったんやと思って。
www。
最初ZEROで出たとき、ネタキャラやと思ったけど。
まあでも、ダンも龍虎あってですから。
そうです!
あれ、デザイン見てもらったらわかりますけどね、ホント。
www。
それをいうとでもそもそもは、龍虎の拳のリョウがね、
まあね、まあねwww。
ね。
道着着て飛び道具撃って、なんかアッパーで飛んでいくみたいなね。
wwwまあね、確かにね。
まあでもね、この辺もご存知の方いると思いますけど、作った方がね、同じ方ですから。
カプコンでストリートファイター作った方がSNKに行って、龍虎を作ったという事で、パクリじゃないっす、だからね。
そうですよね。
同じ方が作ってるんで。
出処は一緒ですから。
一緒です。
サイレントヒルとサイレンと同じようなものです。
そうですwww。
出処が一緒。
全く一緒なんで、はい。
でもそのね、出すメーカーが違うという事でね、これだけ業界全体を盛り上げるきっかけには、やっぱなってるんじゃないかなと思いますけど。
うん。
だからこの辺、ホントに格闘ゲームというのがたくさん作られている中でも、かなりやっぱり他とは違う目立ったゲームだったんじゃないかな、と思いますけど。
うん、そうですね。
特に2はけっこう楽しく遊んでた覚えがありますよ。遊びやすくなってた。
そうですね。
1はやっぱかなり癖があって、ちょっと遊びにくいとこもあったんですが、2ではそれがある程度改善されて。
そうそう。
個性は残しつつ、時流の格ゲーがやってる事は全部やってくれてるというか、対戦も楽しいし、
そうですね。
それでいてやっぱり、他のゲームとは違う遊び方になってましたから。
なってました。
んであとね、やっぱ龍虎って、なんか世界観がすごい独特で、やっぱキャラだと思うんすよね。
わかります。
いい意味で、華がない。
うんうんうんうん!
シブイんですよ。
だからストーリーのとこで言いましたけど、ハリウッドのね、どこかで見たストーリーというか、あの感じがそのキャラクターにもありますよね。
出てる、出てる。
ね。
うん。
なんかどっかで見た事あるようなキャラクターというか、軍人がいたりとかね。
www。
なんか落ちぶれた格闘家がいたりとかね。
うん、個性的だったよなあ。
うん。
うん。
でまあこのね、1作目でラスボスだった人が、実はお父さんだったていうね。
はいはいはい、そうかそうか、Mr.カラテね。
そうそうそう。
だからこの辺なんかもうネタバレ別にいいと思いますけど、
www。
ストーリーで話した行方不明になっていたお父さんっていうのが、実は最後に天狗のお面を被って出てきて、Mr.カラテというキャラで出てくるんですが、実は面が取れるとリョウのお父さんだったと。
うん。
だから最後は同門対決なわけですよ。
そうですね。
ね!
そうだそうだ。
灰色っぽい道着でかっこいいんだよな。
この辺なんかも、だから映画でね、最後は同門対決するという、そういうところがね、すごくベタで、かつベタだけどアツい展開と。
うん。
で、この1から2の流れで、ストーリーがもうちょっとポップな感じになるんですが、
そうですね、うんうんうん。
2作目はね、妹を取り返して、お父さんも帰ってきてwww、
www。
サウスタウンに再び平和が戻ったと思ったら、世界格闘大会が開かれると。
ほうほうほう。
ザ・キング・オブ・ファイターズという大会が開かれる。
あれ? 聞いた事ある!
そうですよ。
これは龍虎なんです。
あ、そうなんだ。
そう。
ザ・キング・オブ・ファイターズという戦いが開かれて、それにキャラクターたちが参戦するというのが、2のストーリーです。
え? でもあれ、設定的にそのイベントを起こした人は、あの人の若いときじゃないすか。
そうです。
そういう事? あの人がやってたの?
いや、KOFのキングオブファイターズはもっと後ですね。龍虎よりさらに後の話です。
ああそうか、確かに確かに。時間軸は後なのか。
そうそう、そうなんです。
で、今回2はね、リョウの妹のユリも参戦すると。
うん。
で、お父さんも参戦、タクマ・サカザキも参戦。
だから、極限流4人ぐらいいるんすね。
確かにwww。
www。
これ一時のUFCでね、グレイシーがブイブイ言わせたあの頃と一緒ですよ。
www、うん。
「グレイシー強ぇなあ」っつって。
極限流多すぎるな。
そうそう、「極限流強ぇなあ」っつって。
そりゃあ、極限流を目の敵にしてる忍者も来ますね。
そうっすね。
「お前らばっかり目立ち上がって」っつって、如月流がね。
如月流忍術の如月影二っていう、これ新キャラですね、2のね。
あれ、かっこいいっすよね。
ね、かっこいい。
全然忍者っぽくないけど。
うん、かっこいいっすね。
この辺もだからね、ドラマチックというかね、お話が1作目はアクション映画っぽい話で、2作目は大会を軸にね、実はその大会の主催者が悪い奴だったというね。
うんうんうん。
このアツい展開も、しかも他のゲームと世界観が繋がってるっていうね。
そうですね。
あれはいいなあ。
この辺なんかもファンからすると、すごくうれしい展開だったんじゃないかなと思いますけど。
うんうんうんうん、確かに。
この辺、ハセガワさん知ってました? 話とか。
話は覚えてなかったけど、言っちゃいますけどギースがね、若い状態で出てくるのはかなりビックリした。
そうなんですよね。
そうすよね。
で、確かエンディングで、「これから日本に到着します」みたいな事言ってたから、
そうなんです!
ああ、よく覚えてますね。
これからね、古武道覚えるんだなと。
あのですね、あの時点で実は餓狼伝説のね、主人公のテリー・ボガートのお父さん、ジェフ・ボガートをね、殺しに行くんですよ。
うん、うん、うん、うん。
この龍虎2の後に。
そうだ。
ジェフの名前も出てた。言ってた。なんか嗅ぎ回っておりますって…
そうそうそう、そうなんです。
で、これをやると、「ああ、龍虎2の後が餓狼の話に繋がるんだ」と。
うん、そうですよね。
だから、ギースが若いわけですね、龍虎2のときは。
若い時もかっこいいっすよね。
そうなんすよ。
この辺のね、キャラデザがすごくうまくて、ギースってご存知の方ね、わかると思うんすけど、餓狼のときは袴着て和風なんですよ。
和風ですね。
すごく日本が好きなキャラになってて。
でも金髪ですよね。
そう。
ところが龍虎2の頃には、洋装なんです。洋服着てるんですね。
そうそう。
シャツとベストとっていうね。
だからこのね、コントラストがね、すごく上手だなと思って。
うん、そうなんですよ。
ね!
うん。
だからかっこよかったんです。
若ギースって最初出てきたとき誰かわかんないけど、名前見たらギース・ハワードなんすよね。
そうだそうだ。
若ギースって呼ばれてた。
そうそうそう。
見たら「え? こいつギースや」っつって。
うん、そうだ。
黒いグローブしてて、かっけーんだよなあ。
そうそうそうそう。
あんときは、だから強いとはいえまだ完成してなくて、あのあと古武術を身につけ、当て身を身につけ最強になるっていうね。
そう。
当て身も発明ですからねー。
ああ、そうそう。
これね、龍虎には当て身はなかったかな。
うん。
ただ、ガード攻撃みたいなのあったかな。
うんうん。
攻撃してる技の手にガード判定があって、ガードしながら攻撃できるみたいな。
ほうほうほう。
半分バグみたいな技やけど。
www。
なんかそんなんがあったりとかね。
そうそう、当て身も発明ですよ。これSNKの発明ですね。
ですね。
これもう、格ゲーやってる人からするともうね、普通の言葉なんですが、わからない人からすると、当て身って意味不明ですから。
そうですよ。
ジョジョで花京院がやってたやつは違うから。
www。
あの、あっちの方が正しいんです。
あっちが正しいwww。
そうそう、本来は合気道とかでいう当て身っていうのは、攻撃する技ですから。
うん、うん、うん。
ギースが使う当て身っていうのは、当て身投げの当て身っていうね。
うん、うん、うん。
それが縮まって「当て身」って言ってるだけなんですけど。
この辺は説明するのが、基礎知識がないと、色々誤解を招く言葉ですよね。
そうですね。
さっきの乱舞もそうですけど。
うん。
超必殺技なんかも普通に使うけど、普通日常で使わないですもんね、だってね。
まあ使わないっすねwww。
必殺技ってまだスポーツとかで使う気しますけど、超必殺技はないもんな。
略したら「ちょうひ」ってみんな言うから、もう何だかわかんないっすもんね。
そうあれ、あれねそう、前にTwitterでもつぶやいた事あるんですけど、超必殺技を略してどういうかっていうね。
うんうん。
私は「ちょうひ」なんですけど。
いや、僕も。
「ちょうひつ」っていう人もいるんです。
ああー、まあ確かにいる。
でしょう?
うんうん、いるいる。
だから、どこで分かれんのかなあと思ってwww。
www、まあ確かに。
この辺もね、地域とか色々差があるんだろうなと思うんですけど。
まあこのね、格闘ゲームっていうのは、ホントに1ジャンルとしても、たぶん他のジャンルにはないぐらい、一世を風靡したジャンルですからね。
うん、うん。
今でも、ちょっと規模は小さくなったといえ、ずっと残ってるジャンルですけど。
そうですね。
前ね、スト2のときにも話しましたけど、ホントに一時は一大ジャンル。
そう、すごーく広がりを見せて、今はなんかそれが深~くなってってく感じですね。
そうですね。
もう安定して、もう普通にあるものになったって感じですけど。
ホントね、最初も言ったけど、この頃がホントにワーッと広がってったところだから、そん中でもやっぱ龍虎は癖がいい意味であって、2は…まあでも遊びやすくなったとはいえね、僕はもうテムジン見たときは、「これ、新キャラかあ」ってね、
www。
あれでも、良くも悪くも龍虎ですよ。あのキャラこそ龍虎。
モンゴル相撲ですからね。
そうそう、モンゴル相撲。
僕、焚き火って呼んでたんすよ。
なんでなんすか?
青い炎を地上から出す技、覚えてます?
www、あったなあ。
あれが、焚き火にあたってるおじさんにしか見えないwww。
いやまあそうですけど、あだ名「焚き火」ってwww。
www。
いやでも、「~~ダス」ってしゃべりますからね。
そうそうそう、ね。
www。
www。
どういうキャラやねん。
www、いなかっぺ大将みたい。
確かに、キャラのインパクトもありましたね。
うん! ありました。
ああいう…ホント、シブイんだよなあ、みんなwww。
そうっすね。
ホント世界観に関しては、他のゲームとはもうやっぱ全然違う、すごくハードボイルドな感じはありましたね、やっぱりね。
うん、そう、うん。
そろそろエンディングなんですけども、今回ハセガワさんのゲーム進捗は?
はい、スウィートホームやってまして、今回ね、格ゲーなのですごい盛り上がってだいぶしゃべったんで、ちょっとパパッとスウィートホームを話すとですね、キャラクターが5人いて、各自の持ち物があるって言ったじゃないすか。
うんうんうん。
「なんで掃除機だ?」っていう話をしと思うんですけど、他の人もライターとか、あと救急キット的なものとか、あと鍵とか、あとカメラか。
うん。
で、最初は名前がついてるんすよ。映画で付いてた名前だと思うんですけど。
ああ、はい。
で、当然名前を変えられるんですけどね、最初は映画の名前のままやってたんですが、この人が何持ってるかっつうのが、覚えらんないんすよwww。
まさか…。
で、ちょっと今やり直してて、序盤も序盤だったから、で、1人死なせてしまったのもあり。
はい。
あのね、ホントね、ファミコンだから説明がない。
うん、そうですね。
で、1人が穴に落ちたんすよ。
うんうんうんうん。
でね、「助けて」って言ってて、もちろん助けたいんすよ。
はい。
どのコマンドが助けるのに該当するかわかんなくて、色々やってるうちに死んだんすよ。
www。
www。
それ、悲しいなあ。
でね、死体が残ってて、「もうヤダー」と思ってwww。
悲しいなあ、それ。
コマンドの「仲間」ってやつで、どうも引っ張り上げられたらしいんですが、
ああ、なるほど。
わかんないっすね、それはね。
わかんない。
どうすればいいんだろうと思って、もうホントね、穴にふさぐ板みたいのがアイテムであるんすよ。
うんうん。
これ置いたら、これ上ってくるのかなと思って置いたら、落ちてる人に板がめり込んでるグラフィックになって、もっとひどい事にwww
www。
どういう事? それ。
www。
なんで、そんなんなるん?
まあ今やり直して、もう一回最初からやってんですけど、もうちょうどいいからっつって名前をですね、ライターの人を「ひの」さん。
あ、なるほど。
で、救急キットみたいの持ってる人を「いしや」さん。
www。
www。
ちょっとひねってる。
そう。
で、掃除機の人を「そうじ」。下の名前www。
うん、はいはい、なるほどね。
で、カメラの人がすごい悩んだんすけど、「げんぞう」さんにしましたwww。
あら! いいじゃないすか。
もっと私、ストレートなのかな思ったけど。
「かめら」とか?
そうそうそう。
で、鍵持ってる人は女性なので「きい」さんにして、
あ、いいじゃないですか。
今やり直してます、っていうぐらいですね。
へー。
でも確かにね、どのキャラが何持ってるかわからないっていうのは、ちょっと大変ですもんね。
そうなんす。
わかりやすくていいじゃないですか。
そうなんです。
でね、このゲームね、館に閉じ込められてるわけだから、館の中に落ちてるアイテムしかないと思うんですよ。
はあ。
だから要は、有限なんです。回復アイテムとかが。
あ、ああー、そういう事?
うん。
けっこう厳しいですね。
うん。
だからそういう意味では、「バイオの元になったんじゃない?」みたいな話があったけど、そういう意味では近いと思いますね。リソースが有限。
あー、そっかそっか、なるほどね。
うん。
で、各自の持てる数っていうのが、すごい少ないんですよ、このゲーム。
うん、うん、うん、うん。
だから、そこら辺をうまく効率化してったりするゲームだと思います。固有のアイテムがライターとかあって、あと自由に取れるのが、確か2枠しかないんすよ。
へえー。
で、もう1枠あって、でね、これも最初わからなかったんすけど、明らかに床にナイフが落ちてる。で、武器だから欲しいんです。
うん。
で、まず取り方がわからない。「取る」ってコマンドがないから。
で、調べると、銀のナイフだって言うんすよ。
うん。
いや、それはもうわかってると。
www。
どうしたらいいんだ? と思ったら、あのスロットの何もないとこ選んだ状態で「交換」ってやると、入ってくるんすよ。
いやあ、それはわからへんな。
わかんないでしょ?
うん、わかんないっすね。
で、もっとひどいのが、武器は武器専用スロットが一番下にあって、そこじゃないと取れないんすよ。
いやそれは…説明書とかに書いてあるんすかね、やっぱ。
そう。
だから、レトロフリークでやってますから、説明書ないんですよね。
そうか、確かにね。
ああ、それはキツイな。
だから、けっこう始めて時間が経ってるのに全然進んでないのは、そこら辺を調べてたからなんですよね。
なるほど。
まず遊び方がね、わからないと。
独特なゲームなら、なおさらですね。
でね、心の力って呼ばれるものがあって、たぶんMPに該当するものだと思うんですが、ここら辺もたぶんね、すごい癖があって、さっきも言ったようにリソースが有限だと思うので、下手に試していくと、後々困りそうなんですよ。
ああー、はあはあはあはあ。
だからけっこう慎重にね、今いろいろ知識を得て、やっていこうかなっていう段階ですね。
あ、なるほどね。
けっこう慎重にやっぱやってかんと、後で取り返しつかない事になりますね。
そうなんですよ。
死んだら生き返らないから。
できれば、全員生きてる状態で終わりたいので。
それ、難易度高いんちゃいます?
うん、高いかも知れない。
でもやっぱ恐怖演出のために、そういう事を色々やってて、リソースが有限っていうのもホラーって考えると、
まあ、そうですね。
緊張感を生むから、いいんだろうなあって思って。
そうですね。
だから、良作として名前が出てくるのも、やり始めてシステムを理解した段階で、言う人がいるよなってのはわかる感じ。
うんうんうんうん。
こっから先、どういうお話だったり、どういう演出なのかなとか…
やっと、遊び方がわかってきたぐらい…
そうそう、そうそう。
だから、楽しみにはなってます、すごく。どうなるのかな? と思って。
いやあでも、面白そうですよね。
ね。
いいですよね。
すごく、元の雰囲気をなんとかゲームに落とし込もうというのは、感じられますね、すごく。
うん、うん。
そう、考えて作られてる感じします。
いやあ、さすがですね。
やっぱ今でも、名作として挙げられるタイトルの一つですからね。
うん。
やっぱり、それなりの理由がちゃんとあるんだなと思いますけど。
はい。
じゃあ、告知お願いします。
はい。
ブライトビットブラザーズでは、番組に対するご意見ご感想、あなたのゲームの思い出や、ゲームにまつわるエピソードなど、お便りお待ちしています。
ホームページ右側のメールフォームや、番組のTwitterアカウントへのDMなどで、お送りください。
Tweetの場合は「#BBブロス」。
BBがアルファベットで、ブロスがカタカナをつけていただけると、見つけやすくて助かります。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
という事で、今回はSTAGE44、龍虎の拳っていう事でね、ちょっと脱線して格闘ゲーム全般の話みたいになりましたけども、やっぱり格闘ゲームはまだまだね、話したいのはありますね、やっぱね。
そうですね。
いっぱいありますよ。ダークエッジとか。
www、ホントに話したいんですか?
いやwww、そうでもないっす。
まあね、タイトルごとに絞ってもいいですし、またちょっとずつ話していきましょうかね。
はい。
はい、という事で、今回も最後まで聴いていただいて、ありがとうございました。
ありがとうございました。