STAGE043(2021/04/18)
パラッパラッパー/スウィートホームどうも、1Pカワサキです。
どうも、2Pハセガワでーす。
この番組は、かつてゲーム少年だった1Pカワサキと2Pハセガワの2人が、ゲームにまつわる様々な話題で、故きを温ねて新しきを知る番組です。
はい。
ブライトビットブラザーズ、STAGE43。
はい、43。
ね。
前回前々回と、2回続けて連続配信っていう事になりましたけど。
はい、1周年を祝って。
そうですね、はい。
今回から、またいつも通り通常運転という事で、テーマをね、決めていきたいと思うんですが、今回のテーマは、パラッパラッパーです。
はい。
まあ、こちらももう有名なタイトルですから。
そうですよね。
しかもかなり売れてますから、遊んだ方もたくさんいらっしゃるんじゃないかと思うんですけど。
うん、うんうん。
時代としても、けっこう新しい方のゲーム。
そうですよね。
1周年の42回の方かな、「プレステとかサターンも話していこうか」と、カワサキさんが若い人を取り込んでいきたいんだと。
若い人と言ってもね、私達より一回り若いぐらいのね、人たちになるんかな。
「どうしたらいいかな? ハセガワちゃん」みたいな言うから。
どこのプロデューサーやねん。
www。
www。
じゃあ、思い切って新しいゲーム行きますかっていうことで、
新しいっつってもね、
www。
軽く20年前ぐらいの…
www、ですね。
ね。
でもプレステって言ったら、僕はこれが代表作のひとつかなと思うんですけどねー。
ああ、そうですね、はい。
もう「プレイステーションと言えば」と聞けば、必ずあげる人がいるんじゃないかなというぐらいのタイトルではありますね。
パラッパか、やるドラかっていう。
wwwマジで? その2つ?
www。
えー、もうちょっとあるんじゃないすかね。
ありますかね。
I.Qとか?
そうそう、I.Qね。
www。
I.Qもでもね、あれもけっこう人気あると思いますよ。
そうですよね。
サルゲッチュは? サルゲッチュ。
サルゲッチュ?
うんまあ、まあでも確かにピポサルはイメージありますね、プレステ。
ね。
うん、うん、うん。
まあそんな感じでね、今回プレイステーションのゲームという事でね、ちょっと新しめの感じではありますが、話していきたいと思いますんで、よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
まあ、皆さんご存知だと思うんですけど、パラッパラッパー、出たのがですね、1996年。
うわあ、96年か。
はい、12月6日という事で、私の誕生日とニアミスしてるんですけど。
ああ、そうなんすかwww。
www。
プレイステーションで、ソニーから出ています。で、このときは違うのかも知れないすけど、七音社っていう会社がですね、深く関わってくるタイトルという事で。
ほうほう。
で、ジャンルなんですけど、ここが大事で、リズムゲーム…リズムアクションというか、になるんですね。
うんうん。
でまあ、「音ゲー」って今は言うと思うんですけど、たぶんこれの元祖に当たるんじゃないかっていうようなゲームで、実際、後で話そうかなと思うんですけど、以降どういう音ゲーが出ていったかっていう話もね、していこうかなと思うんですけど、「これ以前って音ゲーってあったっけなあ」っていうのが…なんかあんま気にしてないから、思い出せないっていうのはあるんですけれども、でも一気に「こういうゲームもありだな」っていうふうになったのが、パラッパっていうイメージは僕はあって。
当然あれですよね、ビートマニアより先ですよね。
先です。
ね。
はい。
そうなんですよね。実際出た当初は、パラパラ売れてくような、名前の通りというか、まあ数万本程度の売れ行きだったんですが、
ああ、初動はそんなに売れてなかったんですか。
はい。
同タイミングでバンディクーが出てるはずなんですけれども、どっちかっていうとあっちの方が勢いがあって、
そうですね。アクションゲームでしたね、あっちはね。
だからパラッパも徐々に売れていってですね、最終的に国内出荷本数は148万本まで、
いや、それぐらいのイメージでしたね。
ただ、そんなスロースタートだとは思わなかったですけど。
そうなんですよね。
僕持ってたんですけど、いつ手に入れたか、なんか思い出せないんですよwww。
という事はあれか。発売日に買うとかではなく、ホントにずっと売れてた感じのタイトルなんですかね。口コミで広がった感じもしますもんね。
します。
そこは覚えてて、会社の先輩が「面白いよ」って言って、ちょっとやらしてもらったのかな。で、「これ面白いから買おう」って思ったんですよね。
ほうほうほうほう。
なんか「うまくできなくて悔しいから買ってやろう」みたいになって買ったのは、覚えてるんですよね。ただ、それが発売からどのくらい経ってたのかはちょっと思い出せなくて。
で、このパラッパなんですけど、2008年までは、日本で最も売れた音ゲーだったんですね。
2008年…、ああはあはあ。
記録を持ってたみたいです。
で、やっぱキャラクターもね、よかったというか…というのもあって、色々派生していくんですけど、2001年にアニメやってたのが、これあんま見てた方いないかも知れないすけど、僕けっこう好きでねwww。
テレビアニメですか?
そうですそうです、やってたんですよ。なかなか良いクオリティで。
えー、覚えてないわ、全然。
日曜の朝だったと思うんだけどなあ、確か。
ああ、そういう枠でやってたんや。
もう全部見てましたけどね。
うんうんうんうん。
で、ゲームのストーリーとしては、主人公がパラッパ。
うん。
犬らしいんですけど、あれwww。
うんうんうん、確かにね。
ニット帽を被ったパラッパが、顔が花のワンピースの子っていうwww、サニーちゃんっていうヒロインのハートを射止めたくて、数々の困難に、
ああ、そんな話なんや。
なぜかラップで立ち向かうという、お話ですね。
ていうか、そんなヒロインがいたんですね。
いましたよ、サニーちゃん。
もう私、タマネギ師匠のイメージしかない。
www。
はいはいはいはい。一面のね、敵って言えばいいのかなあ、あの…
チュートリアルでしょう、あれ。
そうですね。
一応最初の面で、タマネギ先生ですよね。
うんうんうんうん。
あの人のインパクトがすごい強くて。
タマネギ先生の道場って、フルーツ道場っていうんすよ、自分で。
へえー、野菜なのに?
そうそうそうそう、そうでしょう?
www。
www。
「あれ?」って当時思って。
なんか、野菜なのかフルーツなのか、よくわからないのってあるじゃないすか。トマトとか。
あるある、うんうんうん。
だから、「タマネギってフルーツなのかなあ」っていうのを当時思って。
www。
なんか何でだっけな、ネットじゃないよな、なんかで調べたら、…もう早くも脱線してますけどwww、
www。
野菜と果物の境界線って、けっこう曖昧みたいですね。
なるほど。
じゃ、間違いじゃないんや。
そうそうそう。
「これだったら果物です」「これは野菜です」っていう定義が、なんかけっこう曖昧みたいで、「でもタマネギはだいぶ野菜だろう!」と思って。
そうすね。
「フルーツ道場じゃないじゃん」っていうのは、当時思ったんですけど。
まあ遊び方としては、タマネギ先生…最初はね、出てきて、ラップを歌うと。
うん。
英語なんですけど、その歌に合わせてボタンの指示が来るわけですよ。
そうですね。
「○押せ」「×押せ」みたいなのが画面の上に出てきて、1小節と言えばいいのかな、それをなんかもう1回パラッパが繰り返すと。
うん。
で、繰り返すタイミングで、うまくボタンを指示通りのタイミングで押せればよしという感じの、ゲームとしてはすごい簡単なんですよね。
そうですね。
敵というか、先生がやった事を忠実になぞれればいいですよっていう感じで、お手本通りにボタンを押していくゲームなんですけど、正しくタイミングも正確に押していくと、評価ランクっていうのがありまして、画面下にちょっと出てて、それが上がってくんですよ。
うん。
で、上がってくと、背景がなんかだんだん豪華になっていく。
うんうんうん。
逆に失敗を繰り返していくと、評価が下がっていって、オーディエンスも減って、それでも失敗し続けていくと、ゲームオーバーになってしまうっていう、もうホントにすごく単純なシステムなんですよね。
うんうんうんうん。
最初は、タマネギ先生の道場で空手っぽいラップやって、次が自動車教習所かな。
うん。
サニーちゃんとドライブしたいと思って教習所行って、ドライブして、なんか車壊れるんだったっけな。お父さんに借りた車。
で、直さなきゃって言って、フリーマーケットで色々売って、お金を作ろうみたいなので、次はフリーマーケットでカエル先生ってwww。
ちゃんとストーリーに沿ったステージが出てくるんですね。
そうなんですよ。
で、その後、ニワトリの先生で料理対決っていうか、料理作る番組みたいなのに出て、その後トイレなんですけど、ちょっとトイレに行きたくなったからトイレに駆け込もうとしたら、シルエットで人が何人もトイレに列を作ってるんですよ。
www。
で、近づいてったら、今まで出てきた先生たちがトイレ待ちをしていると。
へー、面白い。ドラマチック。
で、先に入りたければラップで勝負だっていうwww
ボスラッシュや。
そうそうそうそうそうwww。
なるほど、へえー。
で、それで終わって、真の最終面っていうのとも違うんですけど、無事サニーちゃんの家に行って、デートに誘ってみたいなエンディングっぽいのが流れた後に、みんなでクラブに行くんですよ。
ほうほう。
そしたら、ステージの上に、なんかね…なんてったっけな、あいつ、なんかミスター何とかっていう虫みたいな、紫色のグラサンした虫みたいなキャラがいて、そいつがMCでステージにパラッパが上がって、ステージの奥に今までの先生がいて、最後の曲みたいのが始まるんすよ。
ほおー。
それがなんか…なんていうかな、全体の話を通じて僕は成長できたよ的な歌なんすよ、確か。
へー、あ、そうなんですか。
そうそうそうそう。
その演出がすごい好きで、最後の曲もすごい良くて、クラブだからお客さんがいっぱいいるんですよ。
うんうんうん。
だからちょっと難しいんですけど、さすがに最後だから。ちゃんとどんどんGOOD出してやってくと、オーディエンスがすごい沸くんですよ。
んー。
なんか、パラッパがちゃんと主人公になって終わる感があるんですよね、そこの演出が。
へえ、いいですね、確かに。
そうそうそうそう、すごいいいんすよ。
で、最後の曲としても、やっぱりなんかすごく爽やかでいい曲なんですけど、そこもクリアするとスタッフロールが流れておしまいっていう感じで、ゲームとしては単純だし、面もそんなにないんですよね。
うんうんうん。
ボリューム的に、まあなんだろう、今思えば少ないんだけど、当時あんまり不満に思わなかったのは、けっこうクリアしても何度もやってたんすよ。
へえー。
ちなみにカサワキさんって、買ってはいないすか?
買ってないっすね。
遊ばしてもらったんだと思います。
うん、うん、うん。
で、たぶんね、1面ぐらいしかやってないんちゃうかなあ。
ああ。
ただ、遊んだときの印象とか見たときの印象は、ホントにすごく新鮮な感じがしました。
うん、そうなんですよね。
ああ、なるほどと。「こうやって遊ばせるもんなんだ」と思って。
いかにもその当時のね、プレイステーションのカラーが出てるゲームだなと。
あ、そうですね。
言ってしまうと、任天堂とはすごく対照的で、ゲームシステムというよりは、画面全体の雰囲気とか、ビジュアルの方に力を入れて、簡単な操作で楽しくなるようなゲームというのに、すごく力入れてたと思うんすよね、当時のソニーって。
そうですね。
だから、ゲーム自体すごくやり込んでとかというよりは、何かボタンを押しているだけでも楽しくなる感じというところが、すごく出てるゲームだなあとは思いましたけど。
うん。
だから、あれは任天堂が作ったら、たぶんああはならないんだろうなと思いましたね、当時。
そうですよね。
いい意味でゲームっぽくなかったのが、
そう、そうそうそう。
それが当時のソニーらしさだったんですよ。プレイステーションらしさ。
うん、うん、うん。
うん、うん、うん。
で、まあそういうゲームはいくつもあって、いいのと悪いのが正直あったと思いますけど、
ありますね、ありますあります。
パラッパはかなりいい方に出てて、それもあってじわじわじわじわ売れてったんで、プレステの普及とたぶん比例して売れてったんだろうなと思います。
だと思いますね。
あれならね、自分でも遊べるなって思う感じのゲーム。
プレイステーションのターゲットのひとつが「普段ゲームをしない人」でしたから、その人たちにはかなり刺さったと思いますね、当時ね。
うん、うん。
パッと見て、おしゃれな感じしますし。
そうなんですよね。
なんか難しそうな感じがしないんですよね。
うん、そうそう。
何やってるかよくわからないけど、楽しそう。
そうそうそうそう。
楽しそうだし、なんか持ってる事ももうちょっとうれしいというか、所有欲を満たす感じがありましたね。
そうですね、それもありましたね。
そうか、じゃあ難しいっちゃあ…まあ確かに、初めてやるには…僕けっこうやって、何度もクリアして、なんかちょっと「なんか今日はやろうかな」みたいな感じでやって、クリアしてみたいなスタイルでけっこう遊びましたね、パラッパはね。
うんうんうんうんうんうん。
いやまあ、難しくて進められなかったとかではなくて、正直1面やって大体「あ、こういうゲームか」ってわかったら、もういいかなっていう感じだったんすよね、当時ね。
なるほどなるほど。
だから、そういうお話とかは全然知らなかったんで、それ知ってたらちょっと興味ありましたね。
www。
先どうなるのかなっていう。
うん。
ただホントに最初のインパクトというか、新鮮さの方がすごくイメージあって、なんか面白い面白くないというよりは、ホントに目新しい、なんか新しいゲームだなという感じはすごく受けました、なんか。
でもなんか、ありそうでないっていうか、なんだろうな、旗揚げゲームに近いというか、
やっぱり…ね、初めにハセガワさんが言ったみたいに、音ゲーのほぼパイオニア的な位置と考えると、やっぱり目新しさというかね、見た事ない感はすごく強かったと思いますけどね、やっぱね。
うん、そうなんですよね。
で、ゲームとして、作った人たちがやっぱりちょっと変わってて、企画立案・デザイン・プロデュースもやってんのかな…やってるのが、松浦雅也っていう方なんですけど、
あ、そうかそうか。はいはい、知ってます知ってます、そうかそうか。
プレイステーションの音関係のゲーム、ほとんどやられてる方ですね。
そうです。
元々の活動って知ってます? この人の。
知ってます知ってますwww。
そう、PSY・Sっていうバンドをやってて、
私、大好きなバンド。
いやあ僕もね、PSY・Sすごい好きで、
大好きです、はい。
もしご存知ない方いたら、なんだろ…一番有名なのって僕のイメージだと、シティーハンター2の主題歌、
ああ、もう当然です。あれが一番有名だと思います。めちゃくちゃかっこいいっすよ、あの曲。
めちゃくちゃいいですよね。
めちゃくちゃいい曲です。
もう1人、女性のボーカルのCHAKAっていう方とのユニットだったんですけど、その方の声がすごく良くて、
いや、すごいですよ。
今聞いたらね、ボカロですよ、あれ。
そうですよね。
うん!
やっぱなんか、当時すごい新しかったし、
テクノボイスです、あれは完全にね。
うん。
デビューは1985年なんですね。
はいはいはい。
結成はもうちょっと前なんですけど、メジャーデビューしたのがこのタイミング。
うん、うん。
で、1996年に解散しているので、パラッパが出た年に解散してるんすよ。
ああ、なるほどね。
じゃあ、新しい仕事の一環だったんですかね。バンド活動が終わって。
パラッパって、2年半ぐらい開発してたらしいんですね。
長…、すごいな。
ということは、プレイステーション発売してからずっと作ってたんですね。
そうですね。
94年やから、大体2年やから。
開発始めたときはまだバンドをやっていたので、やっぱりパラッパがすごくうまくいったのと、たぶんゲーム作りが面白かったのとで、軸をそっちに移したんだと思うんすよ、松浦さんが。
でも、すごいいい人を起用したなと思いましたね。
これね、実はね、松浦さんの方から企画を持ってったみたいです。
え、すごい! じゃああの人、ゲーム好きやったんや。
これが、インタビュー読んでて面白かったんですけど、当時のバンドって、MTVの流行でビデオクリップっていうものが出てきてですね、音楽が聞くだけのものではなくて、映像として楽しむ時代になったんですって。
そうかそうか。
だけど松浦さんは、自分が映像に出てくる事がしっくりこなかったらしいんですよ。
ああー。
だけど、メジャーデビューして売っていくっていう中で、時代の潮流的にそういうふうになってて。
なるほど。
で、その頃に、90年代ぐらいに「インタラクティブ」っていう言葉が出始めて、その中で曲作って映像はCGを作る人たちに頼めば、自分の音楽も楽しんでもらえるし、そういうインタラクティブっていう新しいものになっていくし、そういうのがいいんじゃないかな、っていう興味の中でどうも出てきたっぽいんす、これが。
なぁるほどー。
でまあ行く先が、やっぱり双方向って感じで、ゲームだったんですかね。
なるほどな。
映像表現として「ゲーム」っていうのを選んだって事なんですかね、じゃあ。
そうなんですそうなんです、たぶんそうなんですよ、最初の頃は。
うんうん。
だから、「音楽やってたけど、ファミコンとかで育って、ゲーム大好きなんですよね」っていう感じのインタビューではなかったんですよ。
ああ、やっぱり。じゃあ、違うんや。
まあ、やってた可能性はあるんですけど、なんかまたね、全然違う、さっき言ったような動機があって、面白いなと思ったんですけど、それでソニーに持ってったときに、最初はあんま感触良くなかったんですって。
へえー。
やっぱり新しいから、なんだかわかんなかったんじゃないすかね。
そうか、イメージできひんかったんやな。
うん。
ただ、そこでいいセッティングされたなって思うのが、あのビジュアルを担当しているロドニー・アラン・グリーンブラットっていうアメリカの人…カリフォルニア生まれのニューヨーク在住のイラストレーターさん、パラッパのキャラデザ、世界観デザインのロドニーさんを組ませたのは、ソニーらしいんですよ。
へえー。
こっちの人もゲーム作りたがってるから、一緒にやったらいいんじゃない? みたいな感じだったらしいんですけど。
あ、そうなんや。
ソニーがマッチングさせたんや。
そうなんですよね。
んー。
で、シナリオがですね、伊藤ガビンっていう人なんですけど、
ああ、そやそや。その名前覚えてるわ。
そうですね。
元アスキーの編集者で、ゲーム関係も色々仕事してて、パラッパシリーズのシナリオを…
久々に聞きましたよ、伊藤ガビンって。
そうですね。
あと動物番長とかね、風水先生とかやってますけどwww。
懐かしい。
まあでも当然ね、この3人で完成するわけではないんですけど、主軸にいるところが全然ゲーム畑ではない文化人が入ってきているっていうのが、やっぱりあの独特な世界を作ったんでしょうね。
そう…ですね。
うん。
まあ、ゲームシステムが独特っていうのは言ってたんすけど、ポッドキャストで伝えづらいんですが、キャラクターとか世界観もすごく独特で、
確かに確かに。
人間もいるんだけど、擬人化した動物とか、もうそれこそサニーちゃんなんて花だし、サニーちゃんのお父さんは頭が植木鉢ですからね。
www。
そういうけっこうなんか自由な、日本で言ったらコジコジみたいな世界。
ああ、なるほどね。
www。
確かに。
…の中で、それをなんかいいなあって思うのは、3Dというよりも2.5Dというか、厚みがない3Dなんすよね。ぺらいちのポリゴン。
板ポリゴンにね、テクスチャーを貼り付けて、それを曲げたりして動かすみたいなね。
そうそうそうそう。
表と裏を絵を貼ってね、ちゃんとパラッパが後ろ向いたら背中が書いてあるわけですけど、なんて言うんすかね、デジタル紙芝居っていうか、
そうですね。
あれも、なんかうまかったなーと思うんですよね。
あれ、ちょっと時代考えるとね、プレイステーション出てから2年後であの技術というのは、実はちょっと古いんですが、もしかしたらその開発初期のままのイメージなのかも知れないですね。
ロドニーが描いた絵を、「こうやって表現したらどうか」ってあの板ぺら式にしたのは、松浦さんのアイディアみたいですね。
あれってね、うまくやらないとけっこうチープになりそうなもんですけど。
そうなんですよね。
ね、上手にやってますよね。
うんうん、ホントにあれがロドニーの絵だから、ちょっと許されてる感はあるんですよ。
うん、確かに。
そうですね。2年経ってたら、綺麗な3Dも出始めてるとは思うんで。
ポリゴンモデルね、いわゆる3Dモデルが踊ってるというのでもおかしくない頃だったとは思うんですが、でもそこがあの世界観とかのキャラデザで、あっちの方が合ってたんでしょうね、やっぱね。
そうそう。
ポップな感じしますからね。
ある意味、なんかあんまり時代に左右されないというか。ああなっちゃうと。
ああ、確かにね。うんうん、確かにそうそう。
今見たら今見たでね、おしゃれな感じしますよね。
そうそうそうそう。
こういうもんなんだな感がすごいあって。
そうそうそう、確かに。
キャラデザとかも「ラップでバトルするんだ」って意図を伝えて、ロドニーがいっぱい描いてきた中で、なんか最初はエビとかだったらしいんですけどwww。
へえー。
後の方に出てきた犬の子を採用して、ああなったみたいなのがありましたけどね。
だから、ここら辺の何ていうか、面白いメンバーで作ったから新しいゲームができて、それがしかも一つのジャンルになって、いろんなゲームが、音ゲーがこの後出てくるんだなーと思って。
出ましたね。
ホントに出ましたね。
うん!
うん。
って思うと、まあプレステの代表でもあるんですけど、なんかちょっとゲームシーンとしても、やっぱ重要なゲームなんだろうなっていうのが…
そうですね、確かにね。
うん。
まあ、96年にパラッパが出て、その後どういう音ゲーが出たのかなと思って。
ああ、なるほど。
ただ音ゲーもすごく多くて。
いやあ、多いですよ。
そうなんですよwww。
僕の思い出せる範囲内で色々名前を調べて、これ何年に出たんだなっていうのを、ちょっとリスト化してきたんですけど、パラッパが出た96年は、パラッパしか見当たらなかったですね。
うん、うん、うん、うん。
まあ、96年も12月6日なんで、
ああ、そうなんや。もう暮れやん。
後半も後半なんですけど、ただその翌年の97年に、カワサキさんも名前を出したビートマニアが、アーケードで出てきます。
ああそう、1年後なんや。
で、これ1年で筐体から作れるのかなあって。
そうか。じゃあもうちょっと早い段階でやってたんかなあ…。
かも知れないです。
けっこう思想としては、違うじゃないすか。
確かに、確かに。
ビートマニアは、やっぱりDJ機材をシミュレーションさせようってもんだから。
しかもね、コナミの会社のイメージからいくと、普段から音楽に力入れてましたから、独自で音楽をテーマにしたゲームを作っても、何も不自然じゃないですしね。
そうですよね。
もし、パラッパを元ネタにせずに作ってたとしたら、パラッパを見たときにちょっと焦ったでしょうね。
そうかも知れないですね。
ね。
先やられたって。
そうなんですよ。
パラッパがジワ売れしたみたいだから、やっぱね、インスパイアされてっていう可能性は、ちょっと低いのかなと思ったんすよ。僕もうちょっと後に出たイメージがあったんですけど、
そうですね。
翌年には出てたってことで。
へえー。
で、その翌年の98年あたりから、ちょこちょこ出始めまして、まずポップンミュージック。
うん!
そうか、ポップンもそんな早かったんや。
そう、早いんですよね。
んー。
で、ダンスダンスレボリューション。
うん!
もうこれは一世風靡しましたからねー。
そうなんですよ。
すごかったもんなあ。
ポップンは、僕が行ってたゲーセンとかだと、最初はそうでもなかったんすけど、ダンレボはすごかったですね、最初から。
いや、すごかった。ダンレボはやっぱり大型筐体ですからね。
うん。
で、なんかポップンはね、僕が行ってたゲーセンが、外に…ちょっと筐体を何台か外に出してたんすよ。
うんうんうん。
そこに置いたら、すごい人がやるようになった。
出た出た。
そうっすよ、あの頃のダンレボとかビーマニは、言ったら見せるプレイというかね、人に見せるというのもプレイの目的になってましたから。
そうですよね。
あえてね、人が見える場所に置くお店が多かったですよ。
うん、そうなんですよ。
後から「ポップンってこんな人気なんだな」と思って、けっこうナンバリングシリーズが続いてくから。
でも、最初に出たのは98年。
うん。
で、他にも出てまして、パカパカパッションっていうのが…
ああー、懐かしい。
覚えてますか?
覚えてる。
これも98年なんですよね。これもアーケードですけど、思ったより早かった。僕もうちょっと後かなと思ってて。
確かに、うんうん。
あとこれはね、僕買ってやってたんすけど、プレステでですね、バスト ア ムーブ。
あ、はいはい。ここか。
はい、ここです。
いや、覚えてますよ。
はい。
スーパーミルクチャンのね、人がキャラやっててwww。
パラッパとは、またちょっと違う感じのね。
うん、そうなんです。
こっちは、ちゃんとしたポリゴンキャラクターですよね。
そうそう。
プレステらしいゲームだなと思いますね。
そうそうそう。
まあ、おしゃれというか、ゲーム文脈からあまり出てきてないようなデザインで、これけっこう僕やりましたね。2も買ってやったし。
最終面だけ、クリアできなかったのを覚えてますけど。
けっこうやってますね。
これは、やりましたね。キャラが好きだったのかな。
うんうんうん。
98年がこんな感じで、1999年に、ウンジャマ・ラミーがプレステで出ます。
おわあ、懐かしいー。
で、これはパラッパの作者の松浦さんが作った七音社ってとこが開発してるんだと思うんですけど、キャラデザもロドニーで、パラッパの続編というか、同じ世界観なんですよね。
そうですね、やっぱりね。
で、今度は女の子のあれ…何なのかなあ、ギター弾く子が主人公で、確かドラムだったと思うんですけど、ケイティっていう青い猫が、パラッパのヒロインのサニーちゃんの友達なんすよ。
あ、繋がってるんや、世界が。
そう、パラッパの時点で出てたんです、その子は、ちゃんと。
んー、なるほど。
で、確かラミーも最後が、パラッパのさっき言った最後に出てくるアブラムシみたいなMCが、確か出てくるんですよ。
うん。
これも僕買って、クリアするまでやって。
印象としては、なんかウンジャマ・ラミーの方が簡単だったんすよね。
へえー。
ゲーム性は違うんすか?
いや、ほぼ一緒。やってる事は一緒。
なるほど。
じゃあもう、正統続編みたいな感じなんすかね。
そうなんすよね。ただパラッパ2ではないんですね。
そうですね。
ここら辺が、なんかやっぱりなんていうのかな、「同じ事はしたくないな」みたいな感じが、あったのかも知れないですね。
そうですね。
アナログ弾く操作が確かあったはずだから、ラミーは。
ああ、そっかそっか。
だからギターなんだと思うんですよ。
なるほどな、そうかそうか。
うん。
アナログスティックね。
うん、うん、うん。
そこはなんかね、プレステらしい感じでしたけど。
であと、七音社から99年にもう1作出てて、ビブリボンっていうのがプレステから出てて、
覚えてます。
めちゃくちゃ覚えてますね。インパクトあったもんなあ、あれ。
ここら辺もなんていうか、ソニーの感じがすごいですね。
いやあ、そうですね。すごい。すごいプレステ感ありますよ。
そう考えると、七音社ってけっこうプレステの空気を作るのに、一役買ってたんだなあって思いますよね。
そうですね。
ビブリボンはやりました?
いや、どうやったかなあ…。
いやあ僕ね、実はこれ発売日に買ったんすよ。飛びついて。
ああ、そうなんすか。
これは俺はちょっと難しかったなあ。
あ、難易度が高い?
なんかね、できる人にはできるっぽいんすよ。ラミーとか…あ、ラミーも発売日に買ったんだと思うんですけど、音ゲー好きな人でも、ビブリボンはうまくできないっていう先輩とかいましたね。なんかうまくいかないなみたいな感じ。
どういうこと? 何が難しいんですか? タイミングがシビアとか?
そうなのかも知れない。音を取るのがなんか難しかって、「これはちょっと、なんか遊びづらいな」と思ったのは覚えてて。
あと同じ年に、僕の「ゲーム10個選べ」って言われたら絶対入ってくるゲームが出てるんですけど、スペースチャンネル5。
ああ、そうか。あれ音ゲーですもんね。
そうですね、あれは音ゲーですね。パラッパに仕組みはけっこう近いかな。旗揚げゲームですからね。
見本を聞いてから真似するっていうね。
うん、うん。
確かにそうや。
それがドリキャスで出てるんですけど、当時ドリキャスも持ってたんで、これも買いましたね。すぐ買って。
あれもインパクトあったなあ、最初。
いやあ、もうめちゃくちゃ好きなんすよ。
これはいつか、これ単体で話したいんですけど。
あ、いいですね、いいですね。
いやもうすごい好きで、かなりやったんですけど、ラスボスがやっぱ倒せなくて。
え? そんな難しいの、あれ。
あ、思い出した。けっこう思い出してきた。そうだ。
バスト ア ムーブもそうなんだけど、最後のやつが、操作が逆にしてくるやつなんすよ、確か。
えっ、何それ。
それはあかんで、それ。
相手が「右」っつったら、こっちは「左」入れるっていうミラーなんすよ。
それはあかんって、それは。
全然クリアできなくて、
それはずるいわ。
ああそう、そんな事すんの。
うん、確か。
それはいらない難易度ですよね、それはちょっと。
チャンネル5は確実にそうだったはずで、
それイジワルですよ、それ。
当時、友達にうちに来てもらってクリアしたんだっけな。
ああ、なるほど。
うん、クリア画面がどうしても見たくて。で、やってもらったの覚えてますけどね。
そっかあ。
で、他にもアーケードでも出てまして、ビーマニのヒットから、そのシリーズがどんどん出てきてましたけど、
ああ、出ましたね。
99年には、ギターフリークスとドラムマニアが出てますね。
ありましたね。懐かしいな。
これなんか、セッションとかできるんでしたっけ?
ああ、そうですよ。
バンドが組めるんですよ。
ですよね。
うん、そうそうそう。
あの辺はね、もう音ゲーといえばコナミって言われてたね、時代です。
そうですね、ホントにそう。
ギターフリークスは流行ってたなあ。けっこう周りの人もやってた…
かっこいいっすからね、プレイしてるのも。
ドラムよりギターの人が多かったイメージかな。
あのね、ドラムはムズイんですって。普通にドラムなんです、だから結局。普通に演奏できるレベルの人じゃないと、遊べないゲームだったんで、あれ。
うん。
何度かね、BBブロスで話してる僕のバンドやってる友達、
はいはいはいwww、よう出てくんな。
やってましたね、ドラムマニア。
ああ、やっぱり?
あんまりゲームセンターでゲームする人じゃなかったんだけど、
あれ、バンドやってる人絶対興味あるでしょう。
うん、「これならできそう」つってwww
「ちょっと腕試ししたろか」ってなりますよね、あれね。
「難しい」って言ってましたけどねwww。
ああ、やっぱりね。
で、2000年になると、そのシリーズのキーボードマニアっていうのも出てきますと。
うん、そうね。一番難しいやつや。
で、あとですね、サンバDEアミーゴっていうwww
ああ、懐かしい。
セガがね、その頃力入れてたんすよ、音ゲー。
けっこうね、頑張って出してて、確かマラカスコントローラーって、ドリキャスかなんかに出ましたよねwww。
出てます出てます。はい、出てます。家でも遊べる。
ですよね。
けっこう使うところが…
いやあ、あれもうまくいけば、太鼓の達人ぐらいいけたはずなんですけどね。
そう、そうなんですよ。
で、2000年にはですね、ワンダースワンで、ライムライダー ケロリカンっていうのが出てるんですけどwww。
もう「ワンダースワン」っていう時点で、そんなん知ってる人いないですって、もう。
これ、なんで名前出したかっていうと、これ七音社なんですよ。
ええー!!
はい。
そっちに行ったんや。
はい。
へえー、意外。
まあたぶん、依頼が来たんでしょうね。
ああ、なるほどね。
やっぱり、ハードに1つ音ゲーが欲しいなって思ったんじゃないすかね。
そういうこと?
ちなみに僕は、やった事はありません。
いやあ、やった事ないわ、さすがに。
名前はなんとなく知ってて…知ってたというか、ちょっと七音社を、昔にも調べた事があるんですよ。
うんうんうんうん。
そんときに「こんなんあったの? こんなん全然知らね」と思ってwww。
これはさすがにわからへんわ。
で、2001年になると、さっきカワサキさんが名前出した、このジャンルだと知らない人がいない、太鼓の達人が出ます。
うん!
はい。
ね!
未だにまだ続いてる。
で、プレステ2でやっとパラッパラッパー2が出ます。
長いな。
うん、だから5年かかったんですよねー。
まあこの年にはちゃんと2が出て、大丈夫ですよ、タマネギ先生も出てきます。
うんうんうんうん。
2はね。
長かったなあ。
あと、ブラボーミュージックっていう指揮者のゲームだったかな。
あ、あったあった。
これも、プチ流行ったと思うんですけど出てまして、
そうですね、あったあった。
後ですね、これはちょっと変則なんで、音ゲーに入れるかどうか怪しいんですが、音ゲーがなかったらたぶん生まれなかったゲームで、Rez。
うんうんうんうん、そうですね。
水口さんのね、
一応音ゲーですね、確かにね。
はい、PS2とドリキャスで出てますね。これ、2001年なんですよね。
これもなんていうか、局所的に流行りましたよね、これはね。
流行った流行った、うん。
好きな人、ずっとやってたものなあ。
で、2002年に、テクニクビートっていうのが出てるんですけど、
懐かしー!
よくご存知でwww。
懐かしい。
それもプレステ2じゃないすか?
これ、最初はアーケードですね。
あ、そっかそっか、アーケードや。アリカが出したんちゃうかったかな、確か。
そうです。アリカです。よく出てきますねwww。
いやいや、すごいインパクトあったんすよ。格ゲーの会社が音ゲー作ったって。
そうそうそう、僕も同じ印象。
うん。
けっこうね、かわいい感じのキャラクターで、デフォルメの。
だからちょっとね、パカパカパッションを思い出したんですよ。
ああー、確かに。
だってアリカといえば、元カプコンのね、
そうそうそうそう。
NINNINさんが辞めて作った会社やから、まさか音ゲーって。
ね。
すごいびっくりした。
インドラ橋の会社っていうイメージが…
全然わかんないすねwww、伝わらないですよ、それ。
そうですかwww。
キャラの使う技の名前やん。
www。
www。
いやもうめちゃくちゃインパクトありましたね、あの技。なんだこりゃってwww。
ありましたね、すごかった。
キャラもすごかったけどな。
で、2003年になると、モジブリボンがPS2で出ます。
ああー、あったな。あったあった。
こっちはね、僕はもうちょっとビブリボンがうまくいかなかったんで買わなかったんですけど、ただやっぱね、うまく遊べる人は相当面白かったらしくて、
へー、じゃあちゃんとできてたんですね。遊べるようにね。
職場でだいぶハマってる人がいて、ちょっと借りてやってみたんすけど、やっぱなんかわかんないんすよ。
ああー。
何が正解なのかわかんないんです。
あっ、そういう事かあ。
けっこう感覚的にプレイしないとダメなものだったんすかね、もしかしたら。
たぶんどっかで「あ、ここか」ってわかればやれるようになると思うんですけど、なんかね、僕いくつかそういうゲームがあって、PSPのパタポンってやつとかも同じで、正解がわかんなくてね。
あるある。
そういうゲームありますよ。
うん。
うん。
で、2003年はですね、ドンキーコンガも出てるんですけど、
懐かしいな。
www。
あったなあ、ドンキーコンガ。あったあった。
これwww、ドンキーコンガ、どのくらいの人が知ってるのか…
いやあ、けっこう知ってんじゃないすか。
ホントですか。3まで出てるドンキーコンガwww。
知らんかな…?
www。
www。
これも、太鼓系っていやあいいんですかね。
そうそうそうそう。
コンガですからね。
ね、そうそうそうそう。
なんか「うまい事言うな」って思いましたけどねwww、出たときにwww。
ね。
まずダジャレから入ったんちゃうかって。
そうそうそうそう、「この手があったな」って思いましたけどwww。
で、2004年はもうちょっと有名な…有名だと僕は思ってる音ゲーがニンテンドーDSで出てるんですけど、大合奏!バンドブラザーズ。
ああー! 有名ですよ、そら。あれ売れましたよ、だいぶ。
ね、売れましたよね。
売れました売れました。
バンブラは、すごい熱心にやってる人いましたよね。
すごい売れましたよ。
僕全然縁がなかったんだけど。
私も。
でも、めっちゃ売れてましたよ。
売れてましたね。
売れてました。
で、この頃から携帯機で音ゲーが出るようになってくみたいなんですけど、
なんか任天堂がちょっとね、「こっちいけるな」って気づいたみたいで。
そうそうそう、そうなんですよ。
ドンキーコンガからのバンブラ。で、その翌年に、押忍!闘え!応援団。
懐かしー!
売れたなー、あれも。
これ、売れましたよね。DS初期の作品としては。
あのね、DS自体がもう売れ出してて、ほぼローンチやったんちゃうかな、あの辺って。
そうですね、そう。けっこう、まあ言っちゃあれだけど、最初の頃の遊ぶもんがあんまないときに、うまく出てきて、
そうそうそうそう。
でね、CMとかもなんか楽しそうだったんですよ。
そうそうそう。
で、遊んだら実際面白いんで。
そうそうそう。
やっぱりね、ゲームよくできてるから。
そうなんす。
あれよくできてる。
ね。
うん。
…が、2005年で、2006年に、今更GBAでですね、リズム天国が。
はい出た、これね。
はい。
これこれ。
これはね、僕買ったんですけど、というかうちの奥さんが買ったんですけど、けっこうGBAも終わりも終わりの頃に出てきて、
そうですそうです。
いやもうめちゃくちゃヒットですよ、これ。
いや面白かった。これはすごい面白かった。
はい、私はもう名作だと思います。
うん。
はい。
で、前半でね、「2008年まで日本で最も売れた音楽ゲームソフトがパラッパでした」って言ったじゃないすか。
うん、うん。
これ、記録塗り替えたのが、リズム天国ゴールドなんですね。
あっ、そうなんや。
てっきりビーマニとかそっち系かと思ってました。
いやいや、ゴールドなんすよ。ゴールドも確かにすごい流行った。DSがすごい出てて、リズム天国がGBA終わりなのに、たぶんハーフミリオンぐらいいってるんじゃなかったかな。
すげえな。
めっちゃ…いや、売れたもんな、確かに。
うん、そうそう。「これ、おもろいぞ」ってなって、待望のDSなんですよ。
そうすね!
うん。
そうそうそう。
だもんだから、191万本。
すっごいなwww。
はいwww。
もうちょっとで200万本ですよ。
すごいなあ。
いやまああのときのDSは、異常でしたからね。
そうですね。
DSがすごかったってのもあるけど、
ハード人気自体がホンマに、最近でいうとSwitchに近い感じの売れ方してましたから、品薄品薄で手に入らない状態でしたからね。
その状態と…まあ、DSユーザーとマッチしてたっていうのもあるんですよね、絶対。
そうですね。
あると思います、それはね。
で、ここで記録更新という事で。
まあ、その翌年にWiiでメジャマジ・マーチっていうのが出てるんですけど、
ほう、ほう、ほう、ほう。
www。
そういう反応ですよね。
これ、七音社なんですよ。
あ、けっこう長い事活動してたんですね。
そうですね。
他にも色々やってはいるんですけど、これもね、確かロドニーがキャラやってんじゃないかな。
えー、すごい。
じゃあ、ずっとそのコンビでやってるんやwww。
これ、僕やってはいないんすよ。
うん。
ただ、出てきたのは知ってて。
ああ、はあ、はあ。
「Wiiなのにパラッパみたいなのが出てきたな」と思って。
ああ、そっか、そういう事か。そうかそうか。
そう思ったって事は、たぶんロドニーか、ロドニーっぽい絵かっていうので、
PSイズムが、時代に合わせて任天堂に移ってきたみたいな感じなんですかね。
そうなんですよ。マーチングバンドだと思うんですよね。
うんうんうんうん、そっかそっか。
ま、こんな感じで。
うん、うん。
この後はPSPとかで、初音ミクの音ゲーが出たりとか、
うんうんうんうんうん。
Project DIVAね。
そうですね。
あったあった。
携帯機でそういうのが出てく一方、ちゃんとゲームセンターでの音ゲー市場ってのも残ってて、
いや、アーケードの方がすごかったんですよ、音ゲーに関しては。
うん。
筐体ごとデザインして、すごいいろんな筐体が出てきてて。
そうですね。
あれはだからビーマニがずっとね、ゲームセンターでの音ゲーのシェアというかね、持ってたから、そこにいろんなメーカーが参入してきて、音ゲーすごかったすよ。
うん、そうなんですよね。
ただ僕としては、その音の出どころが、ボカロ関係の人とか、いわゆる「ネットで音楽を作って上げている方たち」になって、馴染みがもうなさすぎるんですよね。
なるほど。
確かにそうや。時代、そうなってましたよね、この頃ね。
そうなんです、そうなんです。
なってたなってた。
ジェネレーションギャップ的な分断で、ちょっと段々やらなくなったんですよね。
なるほどなるほど。
Project DIVA以降も、やっぱりどうしてもそうなっていって、なんかね、1個気になったのが、あれもPSPだったと思うんだけど、名前思い出せない…何だっけな、なんとか575っていう、なんか歌手も作れるみたいのが、PSPで出たんですよ。
ああ、あったような気がするな。
なんかね、キャラデザもね、俺妹の絵描きさんだったかな…けっこう嫌いじゃなくて「いいな」って思って、なんか動画みたいのを調べたかなんかしたら、2人の女の子で、場所も鎌倉とか言ってて、今でいう聖地巡礼ができそうな、
なるほど。
ちゃんと地元をリサーチして作ってるような雰囲気だったんで、「なんか色々揃ってて面白そうだな、いいな」って思ったんだけど、その2人組の女の子の片方が、いわゆるツンデレみたいなしゃべり方をすごいしてきて、なんか「いやあこれ、ちょっと無理」って、もうちょっとニュートラルにしてくんねえかなって。
ハセガワさんの苦手なとこが…
そうなんですよ。
なんか、そうされると「俺はお客じゃないような気がするなあ」とか思っちゃうんですよねwww。
www。
システムはなんかすごい気になったんです、そのゲームはね。
うんうん、なんかあったような気がしますね、それね。
そうそう。
タイトル、全然浮かばへんけど。
そんな感じで、音ゲーは未だに出てるんですけど、
そうですね。
まあ元を正せば、パラッパの話だったんですけどね。
じゃあ、そろそろエンディングなんですけども、今回は久しぶりにね、ハセガワさんのゲームレポートの話もできるという事で、
やっていきますけども、今やってるのがですね、1989年12月15日に発売されたスウィートホームをやってますね。
お!
この前、予告してたやつじゃない。
カプコンから出てて、ジャンルがRPGでホラー。
でまあ、映画のスウィートホームっていうのが、同じ年に東宝で作られてて、それのゲーム化だと思うんですけど。
うん、そうですね。
カワサキさん、スウィートホームの映画見ました?
はい、見ました。
あれって俺も見た覚えあるんですけど、あれって今見れます?
えー、今配信してるかなあ…。
なんかDVDとか出てないっぽいっすね、あれね。
そう言われるとそうかも知れない。
なんか伊丹十三絡みじゃないすか、あれ。
ああ、そういう事?
なんかね、権利的な事みたいなので、プロデューサーが伊丹十三で、監督とそことのなんか問題が…
確かにそうや。
なんかたぶんね、スウィートホームは昔テレビで見て、恐ろしいと思ったんすけど、
うんうんうん、やってましたね、テレビで。
DVDとかで借りて見た覚えがないから、もしかしたらないのかも知れないんですけど。
私もたぶんね、テレビ放送で見たと思います。
で、それのゲーム化なんですけど、どのくらいその映画をトレースしてるのか、全然確かめようもないんですが、
なるほど、そうかそうか。
たぶん設定は近くて、館に閉じ込められたテレビの取材班が、館から脱出したくて、館の中の様々な謎を解いていく過程で、心霊的なね、いろんなひどい目にあって、霊の怒りを鎮める事を目指すというゲームなんですけど、始めたばっかりなんすけどね、かなり独特ですね、これ。
みたいですね。
私もちゃんと遊んだ事ないんですけど、かなり独特ですよね。そもそもホラーをロープレにするっていうのがね、ちょっと変わってますけど。
そうそうそう。
うん。
「ホラーをやってる」っていうところを今回話すと、5人組なんすけど、5人がいっぺんに行動できないんすよ、このゲーム。
ああー、なるほど。
5人がドラクエみたいに、帯状に繋がって歩いてくれないんです。
なるほどなるほど。
で、3人までかな、最大で。4人なのかな。だからどうやっても2チームに分かれちゃうんすよ。
へえー。
で、なんか各自得意なアイテムみたいのを…得意というか固有アイテムを持ってて、だから「交代」っていうコマンドがあって、ここで掃除機を使いたい…なんで掃除機持ってんだと思うんですけどwww。
www。
どういう事だ? と思うんだけど、掃除機使いたい、これをどかすには掃除機が必要なんじゃないかってなったら、交代でその掃除機を持ってる人を選んで、それで動かすっていうふうにやってく、探索がけっこう主にあるロープレで、もちろんランダムエンカウントして敵とも戦うんですけど、死んだりするんですけど、このゲームは死んだら生き返らないんす、絶対。
おっ、ロストって事ですか?
うん。
でも、映像的には死体がそこに残っちゃうんだけど、
へえー。
だから、ここですね。この「全員で行動できない不安」というか、
うん、ホラー映画のお約束ですよね。
そうそうそうそうそう。
なるほど。
だけど、それだと「強いやつだけでウロウロすればいいじゃん」になっちゃうから、各自にアイテムを持たせて、各自動かすようにたぶんしていって、
なるほど、そうですね。
チームとして3対2とかいびつになるので、その中で誰かが死んだら絶対に生き返らないっていう、ここら辺がやっぱ恐怖演出なんじゃないすかね。
そうですね。
前にね、カワサキさんが言ってたバイオの元になったといわれる扉が開く閉まるアニメーション、これ実際あって、ファミコンだと思うとあれ贅沢ですね。
うん、そうでしょう。
5人の中に1人鍵を使うキャラクターがいるんですけど、その人が行って扉を開けると、ドラクエとかだったら、そこの扉がパッてなくなって、まあそれだけじゃないすか。
うん。
いちいちそこで画面が変わって、専用の扉があって、ギィィィーっていうアニメーションが入ってくるんですけど、あれはね、当時小学生とかでやったら、たぶん怖い。
そうそう、あれはすごく怖い演出にこだわってると思うんですよね。
うんうんうんうん。
ドキドキするあの「扉を開ける瞬間」っていうのね。
曲もね、いい雰囲気で怖いし、敵エンカウントしたときに、なんか敵によってはね、エンカウントした瞬間見えないんですよね。
ああ、はあはあはあ。
で、なんかスライドしてくる様にパーッて出てきて「何か現れた」みたいになるやつがいて、見えてるやつもいるんで、どういう条件でそうなってんのかちょっとわかんないんですけど、そういうところで随所に「ホラーで作るぞ」っていう意気込みを感じたので、
意味のあるこだわった演出が入ってるんですね。
うん、そんな感じがしたので、ちょっとやっていこうかなと思って、今進め始めたぐらいです。
ああ、いいですね。これは楽しみですね、今後ね。
うん、うん、うん。
ま、ロールプレイングですから、進めていけばいつかはクリアできるはずですから。
そうなんですよ。
ね。
途中で詰まる事もないと思うんですけど、
何人生き残るかですよね。
あ、そっかそっか。それでなんかエンディングが変わったりするんですかね。
微妙にマルチだって聞いてるんで。
んー、なるほど。そうか。
いやこれはでも楽しみです。
はい。
じゃあ、いつもの告知をお願いします。
はい。
ブライトビットブラザーズでは、番組に対するご意見ご感想、あなたのゲームの思い出や、ゲームにまつわるエピソードなど、お便りをお待ちしています。
今回だったらね、音ゲー全部名前出てないと思うんで「これやってた」とか、いいかなと思うんですけど。
そうっすね。
いっぱいあるからなー。
ホームページ右側のメールフォームや、番組のTwitterアカウントへのDMなどで、お送りください。
Tweetの場合は「#BBブロス」。
BBがアルファベットで、ブロスがカタカナをつけていただけると、見つけやすくて、とても助かります。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
という事で、今回はSTAGE43、パラッパラッパーでした。
はい。
これからね、1周年過ぎましたけど、また通常通りいろんなテーマを決めてやっていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
それでは、今回も最後まで聴いていただいて、ありがとうございました。
ありがとうございました。