2021/01/17 STAGE029
悪魔城ドラキュラシリーズどうも、1Pカワサキでーす。
どうも、2Pハセガワです。
この番組は、かつてゲーム少年だった1Pカワサキと2Pハセガワの2人が、ゲームにまつわる様々な話題で、故きを温ねて新しきを知る番組です。
はい。
という事で、ブライトビットブラザーズ、STAGE29になります。
うん。
今回のテーマは、悪魔城ドラキュラシリーズ、でいいんですかね。
いいと思います。
はい、という事でね、これもハセガワさんとね、いつかやらなければいけないテーマの一つとしてね、考えてたやつなんですが、まあこちら皆さんご存知でしょう。
んー。
1986年9月26日に、ファミコンディスクシステムで発売された、コナミのゲームですね。
はい。
コナミのディスクシステム参入第1弾です。
ああ、そうなんだ。
はい、すごいデビュー作でしょ、これ。
ですね。
ね。
そうなんだ。
最初からこれか。
そう、最初にこれを見たから「うわ! コナミすげえ!」っつって、なったもんですよ。
いやホントにね、見るもの聞くもの全てが、ディスクシステムってこんなにすごいんだと思わせるぐらい、クオリティの高いゲームでした、まずね。
うん。
それが見た目だけではなくですね、ゲーム内容もホントによくできてまして。
うん。
なので、この後シリーズが続いていく事になるわけですけども、ゲームシステムはね、基本的には2Dで横視点のスクロールアクションゲーム。
そうですね。
すごくオーソドックスな作りですよね。
でもその中のシステムがね、色々と積み重なって、このドラキュラらしいゲームになってるというか、今いわゆるインディーズゲームなんかで流行ってるジャンルの中の一つに「メトロイドヴァニア」っていうのがありますけど、その名前の「ヴァニア」の方はこの悪魔城ドラキュラの事ですから。
そうですよね。
すごいですよ。
初めて私もその「メトロイドヴァニア」っていう言葉を聞いたときに、ジャンル名になったんやと思って。
ね!
そうそうそうwww。
しかもゲームタイトル2つ合わせて。
そう、面白いですよねー。
いや、すごい事ですよ。
こんなに言葉ができる瞬間を目の当たりにしたのも、すごいうれしかったんですけど、
あれはやっぱり、海外から出てきた言葉ですよね、きっと。
だと思います、はい。
うん。
すごいっすよね。
メトロイドとヴァニアって、なんか最初聞いたとき「まんまやん」って思いましたけど、すっかり定着しましたね。
そうですね。
うん。
そうか。
わからず使ってる人も、いるかも知れないですね。
いると思います、はい。
うんうん。
なのでね、今回はメトロイドヴァニアという言葉の元になった、悪魔城ドラキュラシリーズの話をしていきたいと思います。
よろしくお願いしまーす。
よろしくお願いします。
じゃあまずは、そのシリーズ、順を追って話していきましょうか。
はい。
1作目が、さっき言ったディスクの悪魔城ドラキュラですけど、これハセガワさんやった事あります?
これはあります。
悪魔城は、実はそんなにやってないんですけど、これはやりましたね。
当時持ってなかったと思うんだけど、友達の家で見て「めちゃくちゃかっこいい!」と思ったのは覚えてて、ゲームも良かったし、オープニングの絵がすごいかっこいい。
さすが、そうなんすよね。
うん。
今見るとね、すごくシンプルなデザインではあるんですけど、悪魔城ね、バックにタイトルがこう…しかも映画のフィルムのコマみたいな中にタイトルが入ってるというね、ちょっと粋な演出がされてるんですけど。
うん。
じゃあハセガワさん、このゲームはクリアはした事あるんですか?
いや全然できなかった。
めちゃくちゃ難しいと思って。
めちゃくちゃ難しい、確かに。
うん、もう全然ダメ。
「こいつ、全然踏ん張らねぇな」って思って。
www。
www。
そうっすね、ダメージがね。
ノックバックしすぎ、シモンは。
とりあえず、ゲームの細かい内容については、後半の方で話していこうかなと思いますんで。
はい。
このあと、27出るのかな。
僕の方の数えだとそうだったんですけど、全28作だと思いますね。
えっ、そんなにあんの?
ま、他にも細かいのもいっぱいあって、それこそ最初の悪魔城ドラキュラは、いろんなものに移植されたみたいで。
ああー、そっかそっか。
あ、そうですね。
そういうのを数えないで、28ありました。
すごい…。
そんな出てんのか。
さっき言った無印の悪魔城ドラキュラが、主人公シモン・ベルモンドって事で、86年。
で、翌年に悪魔城ドラキュラ2が出ます。
はいはい。
これもディスクで、サブタイトルが呪いの封印。
これが、時系列的には前作から7年後って事で、これもシモン・ベルモンドなんですね。
へえー、そっかそっか。
主人公の名前を、今回は挙げていこうと思います。
ベルモンド一族の話と、そうじゃない人らの話が色々あって、ちょっと面白いなと思ったので。
はいはいはい、うんうんうん。
で、その翌年89年にゲームボーイで、ドラキュラ伝説っていうのが出てます。
ドラキュラ伝説?
これはですね、クリストファー・ベルモンド。
ああー、でもベルモンドなんや。
で、これはシモンの先祖にあたる人らしいです。
ああ、昔の話ね。
で、同じ年に、こちら悪魔城伝説www。
はいはい。
そうね、ややこしいっすね。
www、そうなんです。
www。
そもそも「悪魔城ドラキュラ」ってどういう事? って思いますよね。
www。
だから、森ビルみたいな事でしょう、これはwww。
確かにそうですね。
ドラキュラは悪魔じゃないもんな。
「えー?」っていうwww。
まあ、それはいいんですけどねwww。
うん。
改めて考えると、ちょっと変わってますけどね。
これは、ラルフ・C・ベルモンド。
おおー。
こっちはですね、シモン・ベルモンドの時代から100年前。
あー、もっと前?
になります。
で、こんときは、ドラキュラがまだ魔王じゃないのかな、伯爵なのかな。
へえー。
で、ドラキュラの息子のアルカードっていうのが出てくるんすけど、
おおっ、アルカード出てきた!
はい。
これ、調べてて知ったんですけど、ドラキュラの綴りを逆読みしてアルカードらしいですね。
ホンマや。
ね。
そうですね、かっこいい。
アルカードってめっちゃかっこよかったもんな、最初聞いたとき。
が出てきたのが、悪魔城伝説ですね。
「一番これがいい」っていう人もいるらしいです。
めちゃくちゃ難しそうだったけど。
へー。
で、その翌年、1990年になりますけど、悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん。
ああ、覚えてる。
はいwww。
びっくりした。
これはですね、主人公ドラキュラくんで、1万9歳というwww。
もうね、すごいびっくりしました。
「何があったんや?」と思って。
ね。
うん。
でも悪魔城シリーズで、初めてシモンじゃない主役って、ドラキュラくんって事になりますけどねwww。
まあ、ていうか、シモンじゃなくてよかったですよ。
www。
これは、コミカルタッチなやつで。
そうですね、うんうん。
うちの妻が、一番好きなファミコンカセットって言えるんじゃないでしょうかwww。
そうなんですか、へえー。
好きすぎて持ち歩いてたらしいですからね。
え、ゲーム的にはアクションゲームなんですよね?
アクションゲームです。
かなり難易度高い。
ですよね!
キャラクターが好きだったみたいで、
ああ、そっかそっか。
いや内容は難しかったはずやから。
けっこうね、ドラキュラくんはパロディウスに出てきたりもしますからね。
いやあ、そっか。
パロディウスがあるから、何でもSD化してた頃ですよね、たぶんコナミが。
そうですね。
うん。
その翌年に、ドラキュラ伝説2が出ます。
ドラキュラ伝説の2ね。
はい、そうですwww。
これは、前のクリストファー・ベルモンドが主役なんですけど、前から15年後という事になっていて、同じ91年に悪魔城ドラキュラ スーパーファミコン版が出ます。
うんうんうん。
で、これはですね、ステージ構成とか音楽がほぼ一新されてるんですけど、一応リメイクって事になっているので、
はあー、1作目の?
はい。
なので、これも主人公はシモン・ベルモンドになります。
なるほど。
で、1年空いて、93年に悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくんGBが出ます。
wwwゲームボーイね。
はい。
これはただ移植したんじゃなくて、ファミコン版の続編という事で、話が繋がっているみたいですね。
うんうんうんうん。
相変わらず難しいらしいですけど。
やっぱりな。
で、同じ年の93年に、悪魔城ドラキュラXっていうのが、PCエンジンで出ます。
出た! もちろん知ってます。
これはカワサキさんやってると思うんですけど。
もう当然です。
これは、リヒター・ベルモンド。
そうですね。
新たなベルモンドが出てきましたけど、1人じゃなくて、マリア・ラーネッドっていう隠しのプレイキャラがいるんですが、
そう! そうなんです。
ベルモンド家の遠縁っていう事で、一応ベルモンドの血が入ってるみたいですね。
もう取って付けた設定ですけどね。
www。
で、その翌年94年、バンパイアキラーっていう名前で、メガドライブから出ています。
んー!
すごい、いろんなハードを渡り歩いてますよね。
そうですね。
やっぱこの辺はね、コナミがいろんなハードにゲーム出してたんだなってわかりますよね。
そうですねー。
名前がね、やっぱ海外に向けてこういう名前にしたのかな、バンパイアキラーですもんね。
そうですね。
だと思います、たぶん。
これもダブル主人公になっていて、ドラキュラXはダブル主人公というか、隠しなんでしょうけど、こっちは最初っから2人で選べるみたいで、その片方がジョニー・モリスっていうんですけど、こっちがベルモンド一族の血を引いていて、
ああ、そうなんすか。
で、もう1人のエリック・リカードっていうのは、全く関係ない人みたいですwww。
www。
そうかそうか。
だから、ドラキュラくんを除けば、ここで初めてベルモンド家じゃない人が出てくる事になるみたいですね。
なるほど。
で、95年に、悪魔城ドラキュラXX、ダブルエックスって読めばいいのかな。
そうですね。
スーパーファミコンで出ています。
リヒター・ベルモンドが主役ですね。
うんうん。
で、97年、1年空いて、悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲。
んー! 来ましたね。
はい。
プレイステーションで出てまして、少し前に話したアルカードが主人公。
そう!
これ、だいぶ間経って出たんですよね、このドラキュラが。
そうですね。
これが久々に出たのに、もういわゆる名作と言われる「メトロイドヴァニア」と言われるドラキュラはここですね。
もう名作も名作で、超名作なんじゃないですか。
そうです。
ドラキュラだけじゃなく、ゲーム全体の中でも名作と言われるゲームですね。
これも、うちの妻がすごく好きみたい。
へえー。
これはもう、全クリしてるデータを見してもらいました。
わかる。
ディスクのドラキュラとは違って、ちゃんと遊べる。
いや、ディスクのドラキュラも遊べるんですよ、ちゃんと。
そうなんですよね。
難易度が。
コツコツやればちゃんとクリアできるような作りには…
そう!
レベル上げるとね、ちゃんとクリアできるようになってるんで。
ね。
いやあ、覚えてますよ。
見せてもらったときに、ドラキュラの声が若本さんで、
そうです。
www。
アルカードが、置鮎龍太郎で、
そうです。
でね、鼻悪魔っていうwww。
あwww、そうそうそう。
wwwどう見てもボヤッキーみたいな、
そうです。
びっくりしますよね、あの声優ね。
まあ、そういう遊び心もあります。
ゲームはすごい、もうこの後のドラキュラを決定づけていくみたいなゲームだったんじゃないですかねー。
そうですね。
で、同い年に、悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲っていうのがゲームボーイで出てまして、これはソニア・ベルモンドというのが主人公で、これちょっと評価が低いみたいですね。
ふーん。
で、その2年後、1999年。
悪魔城ドラキュラ黙示録っていうのが、NINTENDO64で出ています。
覚えてるわ、出た出た。
覚えてます?
覚えてます。
もうね、正直「3Dにしちゃったか」って思いましたね。
これ、もしかしたら、初3Dですかね。
ああ、そうですね、初です。
もうこれね、ファンが望まないドラキュラだったんですよね。
そうでしょうね。
僕も画面見て、「ドラキュラに見えないな」って思いましたけどね。
いやでも時代はね、そうだったんですよ。
わかります。
2Dのゲームを3Dにする事が当然の成り行きの時代だったんで、もうしょうがなかったんですけど、これでうまくいったゲームって…マリオですらね、3Dになったときに、だいぶやっぱ難しいなと言われたもんですけど。
主人公がラインハルト・シュナイダー。
一応ベルモンド一族の血を引いてます。
名前が違うやん、全然。
www。
もう1人主人公がいるみたいで、キャリー・ベルナンデスっていう、女の子もいるようなんですが、この同じ年、1999年の年末頃に、悪魔城ドラキュラ黙示録外伝。
ほうほうほう。
www。
黙示録の外伝。
はいwww。
んー、なるほど。
主人公がコーネルっていうキャラクターらしいんですけれども、人狼の血を開放する術を習得した獣人族の格闘家です。
んー、なるほど。
迷走してるなあ。
www。
ベルモンドの血は引いていません、はい。
まあまあ、むしろ救いですよ、繋がってないなら。
www。
うん。
また2年経ちまして2001年。
悪魔城ドラキュラ circle of the moon っていうのが、ゲームボーイアドバンスで出ています。
アドバンスかあ。
ネイサン・グレーブズっていうキャラクターが主人公なんですけれども、これがですね、僕初めてクリアしたドラキュラです。
へえー!
これは、月下の系列になると思うんですよ。
ストーリー的には関係ないと思うんですけれども、やっぱりサイドビューの探索型の、少しずつちょっとレベルアップ的な要素もあるみたいなゲームで、たいそう面白くて、
ああー、そうなんや。
通勤中に何か遊ぼうと思って、中古屋でたまたま買ったんですよ。
うんうんうん。
そしたらめちゃくちゃ面白くて、「あ、悪魔城ドラキュラって面白いんだな」と思って。
www、それはもうだいぶ間空いてるんですかね、最初にプレイしてから。
そうです。
だから実はですね、月下も当時僕知らなかったんですよ。
知らなかったっていうか存在は知ってたんだけど、あれがすごくよくできた面白いゲームだって事は知らなくて、
ああ、なるほど。
ドラキュラの続編ってのは知ってたんですか?
いや、認識してたかな…。
だって。なんせ見た目がもうアルカードだから、ムチ持ってないし、
そうですよね、確かにそうやな。
だから、後から月下がすごいっていうのは知ったクチなんですけれども、その系列であるこの circle of the moon はすごく面白くて、「ドラキュラっていいんだな」って思ったのを覚えてます。
で、同じ年に悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラっていうのがプレステで出てるんですけども、これはちょっとややこしいんですけど、無印の悪魔城ドラキュラのX68000版のリメイクっていう、
www、なるほどね。
ものらしいんですが、これもね僕が見たところでは評価が高い。
んー。
で、すごいプレ値がついてます。
あ、じゃあ、数が少ないのかなー。
そうかも知れないっす。
で、僕が見た評価だと、要は無印ドラキュラなんだけど、ノックバックとかしないから、すごく遊びやすくなってるらしいんすよ。
なるほど。
ちょっと今風にアレンジされてるんですね、たぶん。
そうかも知れないっすね。
なんせ2001年だから。
うんうんうん。
それ、別ゲーなんじゃないの? もうそうなったら。
ま、そうかも知れないすけど、気持ちよさとかね、爽快感の部分は引き継いでて、演出とかがうまく足されてるのかも知れないすね。
んー、なるほど。
で、その翌年2002年に、キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲っていうのが、GBAで出ています。
うんうん。
これはジュスト・ベルモンドっていう、無印の悪魔城から50年後の話みたいですねwww。
色々あんねんな、話が。
色々あります。
これもすごく評価が高い。
やっぱアドバンスは、2Dのゲームっていうのがね、すごい強かったですもんね、確かにね。
うん。
月下を作った五十嵐さんっていう方が、たぶん悪魔城シリーズの総合プロデューサーみたいになってるんじゃなかったかな、ここら辺から。
うんうんうんうん。
これすごく面白いらしいんですけど、その翌年にも、このキャッスルヴァニアの名前で、GBAでもう1作出てまして、暁月の円舞曲のっていうのかな…ていうのが出てたんですけど、これ主人公がですね、来須蒼真っていう名前で、これ舞台が日本で、ちょと未来みたいです。200X年みたいな話。
ついに未来まで行ってしまった。
www、うん。
ただ、ゲームとしては面白いらしいです、これも。
ふーん。
じゃあもうここら辺で、いわゆるキャッスルヴァニアシリーズは、もう確立されてるんですね、たぶんね。
たぶん、そうだと思います。
こういうゲームというところに、ストーリーとかキャラを載せ替えて出せるぐらい確立されてるという事ですね、これたぶん。
うん、うん、うん。
どうもね、このキャラクターも、現代に蘇ったドラキュラの血が入ってるみたいな。
あー、なるほど。
けっこうね、月下以降にベルモンド家側の話と、ドラキュラ側の話みたいのが、ありますよね。
うんうんうんうんうん。
2つのジャンルというか、主人公があるというか。
そうですね、面白いっすね。
なんかボス側とね、プレイヤー側で、お話が分岐してるというか。
うん。
同じ年にPS2でキャッスルヴァニアっていうのが出てまして、これレオン・ベルモンドっていう新しいベルモンド一族。
あったなあ。
で、2005年に悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架っていう、これはDSです。
ああー、DSか。
これの主人公が来須蒼真なので、さっき言ったGBAの話の後日談になるんだと思います。
なるほどね。
なんか携帯ゲームの方は、繋がってる感じしますね。
うん、これはこれでシリーズ化させたかったんじゃないんすかねー。
そうですね。
で、悪魔城ドラキュラ 闇の呪印っていうのがPS2で出ていまして、これはね、ヘクターっていうのが主人公なんですけど、ドラキュラの部下だった悪魔精錬士っていうので、あんまりドラキュラっぽいシステムじゃなかったような気が、
なんか、スピンオフみたいな感じなんかな。
なんだと思いますよ。
ま、これはこれで面白いらしいんですけど。
いやあ、この辺全然わからへんなあ。
うん、そうなんすよ。
僕もね、2000年代のドラキュラは、アドバンスのは知ってたんですけど、
めっちゃ出てたなとは思ったけど、全然触ってないんですよね、この頃。
良くも悪くも毎回主人公が違うから。
んー、まあね。
で、2006年には、悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンスっていうのがDSで出てて、ジョナサン・モリス、シャーロット・オーリンっていうね、全然わからないwww。
そうですね。
わかんないですね。
ベルモンドではない人たちが出てまして、2008年に悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印。
これDSで、主人公はシャノアっていうんですけど、これね、ちょっと見た目が月下っぽいんで、僕けっこう気にしてたんすよ。
うんうんうん。
だけど気付いたら、すごい高騰してて、値段が。
ああ。
これ、今でもなかなか手に入れるの難しいです、ちょっと。
じゃあ、数少ないのかあ。
これ、当時買っとけばよかったなーって思うんですけどね。
確かにね。
面白そうなんですよ。
やっぱり携帯ゲーム機の方は、比較的よくできてるのが多いみたいですね。
そうですね。
メトロイドヴァニア系っていう…
はっきりいって、3D側が全く定着しなかったんでね、ドラキュラは。
そうなんですよね。
うん。
2009年に、悪魔城ドラキュラ ジャッジメントっていうのがWiiで出てまして、これ主人公が13人いて、どういう事だ? っていうのは、1vs1の3D対戦アクションという事で。
いやもう、全く知らないですね。
こんなん出てたんやな、Wiiで。
あ、ホントですか?
これはね、出たのは僕は気付いてました。
あ! 思い出した。
小畑健先生がキャラクターしてるやつやwww。
そうです、そうです、そうです、そうです。
そう、「ついにドラキュラも格ゲーになったんだなあ」っていう。
もう、なんでしょうねwww。
完全に2D側と分かれましたね。
そうなんですよ。
せめて2D格闘だったらやったんだけどなー。
ああ、そっか、そっかそっか。
小畑先生は僕好きですけど、やっぱあんま悪魔城っぽくないというか。
そうか。
んー、なんかあれ見て「悪魔城だ」って思う人いるのかなと思って。
新規ユーザーを獲得しようとしたんじゃないでしょうかね、格闘ゲームにするぐらいですから。
うん。
で、同じ年の2009年に悪魔城ドラキュラ THE ARCADEっていうのが出てまして、これはですね、むしろやってみたいんですけど、ムチ型コントローラーのアクションガンシューティングって書いてありました。
www、ムチ型コントローラーのガンシューってどういう事やねん!
ムチなのか銃なのか。
www。
www。
主人公は名前がないです。
ヴァンパイアハンターという事になっていて、「主人公はあなたですよ」って事なんでしょうけど、これちょっとむしろやりたいなwww。
確かにね。
気になるな。
これも難しいな。
今遊ぼうと思ったらなかなか難しいですよ、大型筐体やから。
そうですね。
こういう大型筐体が一番難しいですよね。
うん。
2010年に、キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウっていうのがPS3とXbox360で出てます。
あー、覚えてる、覚えてるわぁ。
ガブリエル・ベルモンドってなっていくんですけども、これはですね。シモン・ベルモンドのおじいちゃん。
また昔の話?
ロード オブ シャドウは、悪魔城ドラキュラとは繋がってないけど、設定を引き継いでいる、パラレルみたいな…
あっ、なるほど。
そっかそっか、そういう事か。
仕切り直したものらしいです。
うんうんうん。
これは評価が高かったみたいで、3年後にキャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡ってのが、3DSで出ます。
これは話が繋がっていて、シモン・ベルモンドが主人公になります。
で、相手のドラキュラが、ガブリエル・ベルモンドなんですよ。
だから、おじいちゃんがドラキュラになったという、ストーリー的にもけっこうちゃんと作っていこうみたいな、海外のゲームなんで、海外の俳優が声当ててたりするみたいなので、
なんかちょっと「リッチなゲームを作ろう」みたいな方に行ってましたね、この頃はね。
ただ、続かなかったですけどね。
そうですね。
一応2014年にキャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 2が出て、PS3と360ですけれども、これの主人公はガブリエル・ベルモンドに戻るんですが、もうこの時点ではドラキュラです。
だから、ドラキュラの話。
ちなみにですね、クリストファー・ベルモンドが、この世界線だと違う名前を持っていて、それはでもちゃんとドラキュラの息子といえばアルカードなので、アルカードになってるっぽいです。
うんうん。
だから、そこら辺はちょっと面白いのかなと思いますけどね。
お話として追ってみると、面白いのかも知れないなとは思いましたけど。
んー。
まあでも、ここらへんもう完全に今風のゲームですよね。
そうですね。
まあだから、シリーズとして評価できないんですけどwww、名前と設定だけ何か引き継いでるみたいなね感じですから。
そうですね。
まあこんな感じで、28作なんですけれど。
いやあ、多いな。
はいwww。
では後半はですね、シリーズの中からいくつかピックアップして、ちょっと話したいなと思うんですけど、まずはね、一番初め、初代の悪魔城ドラキュラですけど、これはね、もう冒頭にちょっと言いましたけど、コナミのディスクシステム参入第1弾としてはすごく衝撃的なデビューだったわけで、元々ね、アーケードでもファミコンでも評価は高かったんですが、
うんうんうん。
ディスクシステムという新しいハードでね、1個目に出したのがこれというのは、やっぱりすごく衝撃的でしたし、グラフィックとか音楽も素晴らしかったんですが、ちょっとゲーム部分の話をしたいんですけど、ハセガワさんはね、クリアできなかったって言ってましたけど、できない理由っていうのが、独特の難易度というかね、キャラクターの挙動がちょっと個性的というか、こういうルールのゲームなんですと言えばそうなんですけど、基本ねAボタンBボタンでジャンプと攻撃をするゲームなんですけど、攻撃はね、ムチで攻撃するんですが、このムチもちょっと癖があってね、ボタンを押してから出るまでちょっと間がある。
確かに、うんうん。
今のゲームだとね、ボタン押すとすぐ攻撃が出るものが多いんですが、一旦後ろに手を引いてからムチを振るっていうこのタイムラグが、ゲーム性になってるんですね。
そうか、
だから、ジャンプ攻撃なんかするときに、一番頂点でムチを当てようとすると、早くボタンを押さないといけないとかね。
そうかそうか。
ムチ振るのが遅いと、頂点で攻撃ができなかったりとかいうのがゲーム性になってるんすけど、
下降中に出ちゃうんですね。
そうそうそう。
あとはですね、特徴的なのがジャンプの挙動なんすよね。
ふーん。
ジャンプがですね、軌道が固定なんですね。
あ、そうでしたっけ?
はい。
助走しようがジャンプボタンを長く押そうが、全く同じ軌道でジャンプします。
じゃあ、空中制御もできない?
全くないです。
ああ、そうかあ。
そうです。
ま、こういうゲームの方が実は多かったんですよ、そもそも。
スーパーマリオが特殊なんですね、あれ。
うんうんうん。
スーパーマリオのジャンプがよくできすぎてるから、あれを遊んだ後に他のゲームを遊ぶと、ほとんどのゲームのジャンプがめちゃくちゃ難しいっていうね。
うん。
で、このゲームも、ジャンプが難しいのと、あとダメージですね。
うん。
自分がダメージを受けたときに、後ろに吹き飛ばされるんですね。
そうなんですよ。
これですね、ハセガワさんが言ってたのは。
全然踏ん張らない、こいつは。
で、このゲームのゲームオーバーって、基本体力ゲージがあって、攻撃を受けると減っていくんですが、スーパーマリオと同じく奈落ですね、地面の穴とかに落ちると即死するんですね。
そうなんですよ。
ここで、さっき言った「ダメージを受けて後ろに吹っ飛ぶ」というのが非常に大きな意味を持ってきまして、あっという間に死ぬんですね。
www死ぬ。
敵に受けたダメージ自体は、ゲージ1メモリ分だとしても、ダメージで吹っ飛ぶ事で、落ちて死んでしまう。
死ぬ。
これが、このゲームの難易度を一気に跳ね上げてるんです。
そうなんですよねー。
ただまあこれは、こういうルールだと割り切ってやるしかなくて。
ただ、ゲームをちゃんと何回もやって練習していけば、クリアできるようになってるので、私はクリアしました。
すごい。
いやあすごい。
いやいや私からしたら、スプラッターハウスの方が遥かに難しいと思いますけど。
そうっかなー。
いや実はね、BBブロス始めて、買ったんすよ、悪魔城。
え!? どのやつ?
バーチャルコンソール。
ああ、はいはい。
じゃあ、ディスクシステム版ね。
そうです。
うんうんうん。
やってるんですけど、全然うまくならない。
www。
メデューサヘッドがホンットに嫌い。
マジであいつヤバイ。
あのメデューサの首、一番ヤバイですから。
あいつもうホント嫌い!
いやらしい軌道でしょ?
そお。
上下に揺れながら来るやつね。
そう。
あれはホントに一番最強の敵です、あのゲームで。
でもあれじゃないすか。
何面か知らないけど、死神がすげえ強いんじゃないすか? デスが。
強いっすよ。
死神も私何回も死にましたけど、あれはだからアイテムを上手に使うと、
あ、聖水?
いや十字架です、十字架。
あ、十字架?
はい。
十字架の3連射。
ああはあはあはあ。
アイテムをね、使えるんですけど、アイテムを2連射と3連射とパワーアップできるんですね。
うんうんうん。
十字架を3連射にすれば、勝てます。
あ、そうなんすか。
勝てるというか、勝ちやすいです。
死神攻略法があって、出現してくるところに聖水を投げとくと、その場で食らうんすよ。
じゃあ、楽チンですね。
そう、それを連打すると、そのまま倒せるらしい。
聖水を持って死神まで行かないとダメ。
行ければ、はい。
確かに聖水はね、動かない敵には強かったな。
うんうんうん、そう。
上からね、スイーって降りてくるから、そこんとこに足場があるんで、そこに落っことすらしいです。
でも死神ね、自分と関係なく鎌飛ばして来よるんすよ。
ああ、そうなんだ。
あれがエグイんですわ。
だから、あいつダメージ食らってても、鎌は別で飛んでくるんで、それを避け切らないと死んじゃうんすよ。
だから確かに死神はめちゃくちゃ強かったんで。
ドラキュラより強かった。
うん、そうですよね。
そうそう。
いやでもね、やりました。
あの当時は、やっぱりグラフィックとかビジュアルがすごくかっこよかったんで、なんとかクリアしたいと。
んー。
これ、クリアしたらどんなエンディングなんやろう? っていうのがもう見たくて。
なんか当時のゲームって、エンディングもなくタイトル画面に戻るとか、黒い画面に英文がちょろっと出てタイトルに戻るとかありますけど、ドラキュラはエンディングって存在するんですか?
一応、ドラキュラ城がゴゴゴゴゴッて崩れて、平和が戻ったみたいなね、でスタッフロールが流れるっていう。
じゃあ、いいですね。
一応、オープニングが映画のフィルムっぽくなってるじゃないですか。
だから、映画をちょっと意識したエンディングになってて、
なるほど。
でもディスクでそれだと、けっこうリッチなんじゃないすかね。
いやあでも、今見たら「崩れる」って言っても、塗りつぶしたお城が下に下がっていくだけみたいな感じなんで。
ただ、当時の演出としてはもう十分ね、かっこよかったですよ。
クリアしたとき、すごいうれしかったんじゃないすか。
うれしかったっす。
ああ、難しいもん。
もうホントに、死神とメデューサの首がホントにヤバくて、正直最後のドラキュラ、大した事なかったです。
全然どうって事なかった、そこで鍛えられたからもう。
なるほどね。
www。
www。
でね、このディスクは、初代という部分での評価の高さもあるんですけど、この次ですよ。
さっきシリーズの途中で話しましたけど、PCエンジンCD-ROM2で出た、悪魔城ドラキュラX 血の輪廻。
うんうんうん。
ここがね、ドラキュラがガラッと変わった。
うん。
このドラキュラXのXは、本作がシリーズ通算10作目なのでXがついてる。
ああ、なるほどね。
はい。
へえー。
という事ですね。
で、ここからね、ステージクリア制だけれども、1本道じゃなくて分岐するようになったと。
壁を壊したりとか、足元崩して下に落ちたりする事で、別のステージに行ったり、隠しステージに行けたりすると。
ああ、ルートがあって。
そうですね。
だから、ちょっとここら辺でメトロイドヴァニア要素が出てきてると。
なるほど、うんうん。
で、もう1人の主人公のね、マリア。
これ元々マリアは捕まってるんですよ。
うん。
で、助けると使えるようになると。
あれらしいんすよ、マリアって、メモリに余裕があったから軽い気持ちで追加したらしくて。
www。
軽い気持ちwww。
かっこよすぎるでしょwww。
いや、まずこの時代にメモリに余裕がある事がかっこいいwww。
CD-ROM2ですから。
ああ、そっかそっかwww。
スーパーCD-ROM2。
なるほどなるほど。
もう余裕はありますよ、そりゃ。
Xって、アニメタッチのやつ…
そうですそうです。
あー、はいはいはい。
そうそう、一部の人にね、不評だったらしいですけど。
ああ、そうなんだ。
ゲーム中がすごくシリアスなのに、演出画面になるとめちゃくちゃアニメになるっつってwww。
ああ、そうか。
でもなんか、この当時だとああいうのがスタンダードだった気もしますけどね。
まあでもやっぱり、ドラキュラのね、イメージがね。
そうかそうか、ドラキュラシリーズって考えると異質なんですね。
ただまあコナミは、たぶんPCエンジンのユーザーにちょっと合わせてくれたんじゃないですかね。
うん。
「こんなの好きなんでしょ」みたいなね。
wwwいやでも、実際面白いんでしょ? これ、評価高いですよね。
面白いです。
ゲームはだから、さっき言ってた名作と言われる、月下の夜想曲の元になってる感じはしますけどね。
うんうんうんうん。
ホントのところはね、わからないですけど。
で、やっぱPCエンジンCD-ROM2というところで、途中に演出が入ったりとか、あとはグラフィックもディスクより遥かに綺麗になってるし、あとは音ですね。
しゃべってましたよね。
しゃべりますし、音楽も生音が鳴ってるというかね、CDの音が鳴ってると。
ああ、そっかそっか。
という事で、作ったディレクターの方のコメントで、「1回クリアしただけでは終わらない、何回でも遊べるゲームにしたかった」という事で、けっこう細かいところが作り込んであって、何回もやっても新しい発見があるみたいな。
だから、CD-ROM2ならではのゲームになってるんじゃないかなと思います。
うんうん。
これは、当時ホントに間だいぶ開きましたけど、久々に面白いドラキュラ遊んだなっていう感じがしましたね。
ほうー。
で、1作目より断然遊びやすくなってましたし。
うん、うん、うん。
で、最後紹介するのがもう、悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲。
はい。
プレイステーションでね、出たこれが…これはもういろんなところで評価されてますから、何を言おうかとは思うんですが、もう見てもらうのが一番早いんですけど、今見てもね、ホントに見劣りしないぐらいのグラフィックで、特にキャラクター、主人公のアルカードの動きなんか、すごい枚数使って動いてるんすよね。
んー。
不自然なぐらい動いてるんですけど。
これ、やりたいんですよね。
今、何かでできるかな?
プレステで遊べますよ。
まあ確かにね、確かにwww。
いやこれはね、今やっても面白いと思います。
で、ここからドラキュラが…だいぶドラキュラというには変わってしまったんですけど、新たなゲームとして生まれ変わって、しかもちゃんと面白くなってるというね。
そうですね。
これ、アクションロールプレイングゲームになってますね、こっから。
はい。
敵を倒すと経験値が入って、それによってレベルアップして、最大ヒットポイントが増えて、しかも拾ったり手に入れたアイテムを装備する事で、キャラクターの攻撃力や防御力が変化するという感じで、今までのドラキュラとは全く違う。
うん、うん。
ただ、アイテムとか経験値でレベルアップするというのは、今までのロールプレイングゲームの流れを汲んでるんですが、やっぱ一番の特徴は、巨大な一つのマップの中を行き来するという。
そうだ。
これですね。
この「メトロイドヴァニア」と言われる特徴の一つがこれですね。
うんうんうん。
大きなマップの中を移動しつつも、隠し通路があったりとか、あとは途中で手に入れるアイテムがないといけないところがあったりとかっていうね。
うん、うんうんうん。
で、このアルカードは、ヴァンパイアハーフなんで、狼になったりとか、霧になったりできると。
うん。
で、霧になって普通だと通り抜けられないところを抜けると、新たなエリアに行けたりとか、そういうので謎解きというかね、探索していくという感じで、もうホントにね、長く遊べるし繰り返し遊べるし、すごくよくできたゲームなんですね、これね。
うん、ですよねー。
さっきね話した死神が月下にも出てきて、最初にアルカードの武器とかを、一切合切取り上げるじゃないですか。
はい、はい、はい、はい。
あれ、いいですよね。
最終的な強さを最初持っていて、
あれね…そう、あの演出ね、最初びっくりしたんですよ。
始まってアルカードがバーッと森の中をすげえ勢いで走ってくるんですよね、まず。
うんうんうんうん。
超高速ダッシュですよ。
で、遊んだときに、「え? こいつ何なん?」て思って。
まず、シモンじゃないし、「何なんやろこいつ」と思ったら、もうめちゃくちゃ強いと。
うん。
で、でっかいケルベロスみたいなん一撃で倒すし、「なんじゃこれ、すごいな」と思ったところで、死神出てきてね、バーンッて武器取られた途端に、めっちゃ弱くなって素手になるっていうwww。
www。
ああ、なるほどと。
うん。
あの演奏は面白いというか、よくできてますよね。
そうですよね。
最終的に強くなってったときのイメージも持てるじゃないですか。
最初にすごい強い状態味わえるから。
うんうんうんうん。
あれって、たまにありますけど、
ありますあります。
あの系の演出ね、でもけっこう先駆けなんじゃないですかね。
だと思いますね。
たまにあるんですけど、あれね、うまい事やらないと。なんか弱くなった感じがするんすよね。
うんうんうんうん。
ある程度強い状態を長く遊ばせすぎるとね、逆効果になるんで。
確かに、不満になりますよね。
あれぐらいがちょうどいいかなと思いますけど。
うん。
で、いきなりゲーム始まって、最初のレベルアップはめちゃくちゃ早いんすよ、あれ確か。
だからドラクエと一緒で、スライム何匹倒したら、ドラクエもレベルアップするじゃないすか。
うんうんうん。
この月下もね、ちょこちょこって敵倒したら、ピロリン♪ってレベルアップするようになってたはず。
で、レベルアップするんだと。
なるほどね。
こうやって強くしていくんだなっていう感じで、マップデザインとかもすごくよくできてて、ある程度進むとセーブする部屋が出てきたりとか、最初にちっちゃい刀が手に入ったりとかね、ちゃんとちょっとずつ自分がする事がわかるようにデザインされてるなーと思って。
うんうん。
そうそう、これもう1個面白いのが、クリアした後、逆さ城…城が逆さまになった裏マップってのが出てくるんすよ。
ああー、なんか言ってたな、言ってた気がする。
これがね、面白いんです。
これ、アイディアやなと思って。
うん。
基本、マップを反対にするだけなんですよ。
うんうんうん。
でも、全然違う遊び方になるんですね。
ふーん。
で、なんかドラキュラの城っていうのと、逆さ城ってのはすごく親和性があって、違和感がなかったんですよ。
うんうんうん。
「不思議じゃない」じゃないですか、なんかね。
うんうんうん、すごく合ってる感じがしますよね。
そうそうそう。
これがね、最初見たときに「すげえ!」と思って、「こんな事できるんや」と思うのと、それっぽいというか、なんか安っぽいなって感じが全然しなかったですね、当時ね。
うんうんうん。
これね、作ったディレクターの1人の方が、五十嵐さんですね。
うんうん。
後のドラキュラ総合プロデューサーになる人ですけど。
はい。
この月下の開発のときに、タイトルにね、悪魔城Xってついてるし、もうだいぶシリーズ続いてるし、もう何やってもいいかなと思ってガラッと変えようと思ったと。
うんうん。
イラストとかキャラクターも全部雰囲気を変えて、ムチに飽きてきたから武器も変えようと。
うん。
主人公も、ベルモンド一族から変えちゃおうと。
うん。
ムチじゃない武器を手にする主人公にしたりとか、だから意図的に変えてるらしいんですよね。
うんうんうん。
ただこれ変えただけだと、やっぱりドラキュラが好きなファンからすると、批判されそうなところなんですが、変えつつも全く違うゲームとしてやっぱ遊べるようになってるというのは、例えば原作付きのマンガを映画にしたときに、原作とは全然違うけど映画として面白いというものに仕上がってればね、評価されるわけじゃないすか。
ありますね、そういうのね。
だから、逆がダメなんすよね。
「これは、〇〇のシリーズです」と、「ええ!?」っつって、「前の方が良かったよ」とか、もしくは「前と全然違うやん」って言われるのが一番ダメなわけで、そういう意味ではこれはホントに、これだけ変えたにもかかわらず、評価された上でドラキュラっていうシリーズをまた復活させたタイトルですからね、やっぱ。
そうですね。
しかも今となっては、ジャンルの言葉になってるのは、ホントにすごい事だなと思って。
ホントにそうですね。
それで言うとね、メトロイドもすごいんで、メトロイドもね、どっかで話したいなと思うんすけど。
うん。
奇しくもね、メトロイドとドラキュラが、どちらもディスクで初めて出たゲームっていうのはね、何か運命的なものを感じますけど。
そうですねー。
さっきカワサキさんが、絵を変えたって話されてたじゃないですか。
うんうんうん。
僕ね、月下の絵は、ちょっとね思い入れというか、ちょっと変わった出会いがあって、当時ね…月下が出てから全然後だと思うんですけど、手塚治虫オンリーの同人即売会イベントに行ったんです。
うんうん。
そこでね、すごく絵のうまいブラックジャックの本を買ったんですよ。
ほうほうほう。
で、大事に持ってた。
で、うちの奥さんと結婚して、同じの思ってたんすよ。
ほう!
「なんでこれ持ってんの?」って、ブラックジャック好きなのは知ってたんだけど、偶然だなと思ったら、「これは月下の絵の人なんだよ」って言われたんです。
出た。
そういう事か。
だから、僕月下知らなかったんですけど、先にこの絵描きさん…小島文美さんの、同人誌名ですけど、同人作家名で知ってたんですけど、
いやー、あの人のイラスト、インパクトありますよ。
すごく印象深い絵ですよ。
私も見て、なんていうんでしょうね、もう耽美系ですよね。
そうそうそうそうそう。
いや、ドラキュラのイメージに合ってるというか。
あのドラキュラのかっこいい絵で、ブラックジャック描いてますよ。
www。
めちゃくちゃかっこいいっすよ、キリコとかwww。
あっちのゴシック系に持ってったっていうのは、すごく良かったですよね。
そうですね。
そんなに外れてないけど、インパクトはすごいあるから、すごくいい人選ですよね。
あとドラキュラっていったら、僕やっぱBGMがすごくいいなって思いますね。
そうですね。
音楽はずっといいですね。
なんでしょうね、ディスクんときに既に良い音を鳴らしてましたけど、あれね…コナミって元々音楽の評価も高いじゃないですか。
はいはいはい。
ディスクで鳴ってる音って、あれディスク専用の音源みたいなんで鳴ってるゲームもあるんですけど、最初、ディスクのドラキュラをやったときに、「これ、ディスクだからこんな音が鳴ってるんだ」と思ってたんですけど、今回調べたら、元々ドラキュラってファミコンカセット用に開発されてたから、ディスク専用音源使ってないらしくて。
あ、そうなんですね。
うん。
カセット用に作ってたけど、途中でディスクが出るからディスクシステム用に作ったらしいんです。
ふうーん。
だから、元々…カセット版もあるんですよね、ドラキュラって。
うんうん。
で、これ、私はディスクの後に作ったものだと思ってたけど、元々がカセットだったらしいです。
なるほどね。
発売タイミング時期が、たぶんディスクシステム本体が出た頃だったんで、参入第1弾ってね、タイトルないときにポンと出たら、やっぱ売れるじゃないすか。
うんうんうんうん。
だから音がね、すごくディスクシステムって当時独特の音鳴ってたんで、なんかそういう事してるのかなと思ったら、そうじゃなかったってね。
うーん。
ドラキュラ3大名曲っていうのがあるらしくて、ゲームのBGMが好きな方とかに言わせるとそういうのがあって、無印の曲でVampire Killerってやつと、あと2のBloody Tearsっていうのと、悪魔城伝説のBeginningっていう曲が3大らしいんですけど、「そうなんだ」と思ってこれ聴いたんですけど、確かに聞き覚えがすごいあるんですよ。
うんうんうんうん。
どれもすごいかっこいいし、なんかグーニーズとかの曲も作った方と、あと火の鳥とかの方、2人か3人ぐらいでやってるみたいなんですけど、
そらすごいわ。
コナミサウンドの中枢の人らでしょ?
そんな感じですよねー、でも。
いやホントに。
女性なんですよね。
うんうん、そうそう。
女性2人みたいですけど、いやホントいい曲で、すごいかっこいいんだよな。
元々、グラディウスとかも評価高かったじゃないすか、音楽の。
確かに確かに。
でもドラキュラはまた、ちょっと違いますよね、それとはね。
うん、何ですかね。
何でしょうね、音楽のジャンルが違う感じがしますよね。
んー。
作ってる人がね、違うから当然だと思うんすけど。
なんか世界観にすごい合ってますよね。
合ってる合ってる。
僕個人としては、むしろ生音とか出せるようになったあとのゴシックな音よりは、
うんうん!
わかるわかる。
やっぱり最初の頃の方が…それこそ、3大の頃の
限られた音数の中で鳴ってるあの音、だからドラクエとかも一緒なんですけど、あの音ってやっぱり違いますよね、記憶に残ってるっていう意味では。
そうなんですよね。
なんか、色々できないからこそ、なんですねー。
そう、そうそう。
限られた音数でよく聞こえるように考えて作られてる音楽って、やっぱりすごいですよね。
うん。
いやホントドラキュラの曲は、すごい好きで、
わかります。
僕、すごい気に入ってる曲が、もしかしたら3大に入ってたのかなと思ったら、違ったんですけどwww、Wicked Childっていう4面ぐらいの曲かな、ミイラ男のあたりの曲らしいんですけど、無印の、それもすごいかっこいいですけどねー。
これね、プレステ版の月下の夜想曲って、最初に出たソフトはサントラついてたんですよ。
はいはい、うちにありますね。
ああ、持ってるんですか?
僕がじゃないすけどね、妻が。
じゃあ、プレステで遊べるじゃないすか。
ああ、まあ確かに。
プレステ2を持ってたから。
うん。
月下も曲いいって言いますね。
いいですよ。
一応ディスク版のベースを元にアレンジしたやつとか、新曲とか鳴ってますし、アレンジもやっぱかっこいいですよね。
うん。
まあホント、なんか曲もだけど、システムもいいし世界観もいいし、悪魔城はホントに全部がいいですよね。
そうですね。
やっぱトータルでいいから、
そうそう。
やっぱり評価されるゲームって、結果として全てが良くできてて、それが相まってより良いものが出来上がってるって感じしますよね、やっぱり。
友達の家で最初見たときに、「すごいな」っていうインパクトがあって、思い返してみれば全然遊んでなくて、むしろコナミワイワイワールドのシモンを使ってた時間の方が長いんじゃないかってぐらいなんですけど、やっぱりインパクトすごかったですよ。
というわけでエンディングなんですけども、今回はですね、ちょっと本編が長くなってしまいましたので、ハセガワさんのゲーム進捗はお休みという事で、先じゃあ告知します?
そうしましょうか。
お願いします。
はい。
ブライトビットブラザーズでは、番組に対するご意見ご感想、あなたのゲームの思い出や、ゲームにまつわるエピソードなど、お便りお待ちしています。
ホームページ右側のメールフォームや、番組のTwitterアカウントへのDMなどで、お送りください。
Tweetの場合は「#BBブロス」。
BBがアルファベットで、ブロスがカタカナをつけていただけると、見つけやすくて助かります。
よろしくお願いしまーす。
よろしくお願いします。
という事で、今回STAGE29、悪魔城ドラキュラシリーズという事でね、話してきましたけど、まあとりあえずたくさんシリーズは出ていますが、なんか結果として残ったのは、ジャンルの名前として残って、未だに…言ってしまうと、ドラキュラクローンみたいなゲームが、今インディーズではすごく出てるじゃないですか。
出てますね。
ね。
そういう中からもね、ホロウナイトとか名作が出てますから。
そう、そうなんです。
さらにそこからね、派生していくっていうね。
なんかもう時代を超えて完全に受け継がれていってる感じが、なんかすごいですよね。
やっぱ3Dっていうもんが出てきて、一時なくなったけど、サイドビューのスクロールのアクションゲームって、面白さがありますよね。
そうなんですよ。
横視点の画面なんて、3Dに比べたら情報量少ないというかね、世界が狭そうなんですけど、その限られた中で「まだこんな事できるんだ」っていうゲームが、いっぱい出てますよね。
うん、うん。
ホントに、メトロイドヴァニアのゲームって、まだまだ出てるでしょ?
出ますし、あとやっぱり作りたいんだと思うんですよね。
好きだった人たちが作れるようになったりとかで、「あの頃好きだったこれ系が、今ないから作ろう」みたいなのが、インディーでメトロイドヴァニアが流行り始めた最初の頃って、きっとそういう動機ですよね。
そうそうそう、そう。
でもそれがもう一大ジャンルになったんですよね。
うん、なりましたね。
なんかこれって、他のジャンルであんまり見ないですよね。
例えば、「シューティングが好きだけど、出ないからシューティング作ろう」っつって…、作ってる人も当然いるんですけど、
弾幕とかは、最初はそういう流れだったのかも知れないですけど、それがそれで一つのジャンルにはなりましたけど。
でもある意味、メトロイドヴァニア系がこれだけ出るって事はホントに枯渇してるんでしょうね、たぶん。
そうですよねー。
例えば2D格ゲーなんて、廃れたとは言っても、やっぱりメーカーからまだ出てたりするし、インディーズでそこまで…作るのがね、大変というのもありますけど、出ないじゃないすか。
はい。
で、最近ではね、ベルトスクロールでベア・ナックルのね、リメイクというかね、元がインディーのゲーム出たりしますけど、ああいうジャンルと比べてもメトロイドヴァニアっていうのは、異常な数作られてますよね。
で、けっこうな数2Dですよね。
3Dでやってるのもあると思うんですけど。
そうそう、表示的に3Dですけど、ゲームの見た目としては完全に2Dなものがほとんどですから、やっぱり定義としてメトロイドヴァニアっていうのは、そこが決まってますから。
うん。
まあしかし、これだけ出て、まだ出る感じがするもんなあ。
なんか不思議ですよね、3Dがこれだけなったら、2Dのゲームなんてなくなるかなって言われた頃もあったんですけど、やっぱりそんな事ないですよね。
うん。
まあ、なくならないでしょ。
僕はもう、これ系は好きなので、いろんなのが出るのはやっぱりうれしいですね。
でも、そういう人がたくさんいるから、作る人もいるし、買う人もいるんですよ、やっぱ。
はい。
ここらへんでね、またその中からホントに全く違う新しいジャンルが出てきて、どんどんどんどん派生していくのかなと思うと、すごく楽しみではありますけど、まあ大手メーカーはもう、出さないんでしょうね。
なかなかちょっと難しいのかなーって思いますけど。
難しいですよね。
やっぱ規模と、商売として考えたときにね。
うん、そうなんすよねー。
まあ大手が作ったから、すごい大作になるかっていうと、なんかそうも言えない気もしますしね。
やっぱり、今の開発規模と合ってない気はしますけどね、ゲーム内容がね。
しますね、しますね。
だから、ちょうどインディーズの人たちにとって、ある意味ちょうどいいジャンルなのかも知れないですね、これだけ作られているって、もしかしたら。
確かに。
で、工夫次第で、まだまだ個性を出す独自性を出す余地があるんじゃないすかね。
うん、うん、うん。
確かに楽しそうやもんなあ。
なのでもし、今まで遊んだ事がない方がいらっしゃったらね、今ホントにたくさん出てますから、
そうですね。
もうドラキュラとかね、さすがにもうだいぶ古いんで、「新しいのが遊びたいな」と思ったら、ドラキュラの遺伝子を受け継いだというかね、意思を受け継いだゲームがいっぱいあるんで。
それこそwww、本家の人が今作ってます…
そうですね、そうそうそうそうwww、ね。
www。
そうそう、そういうのもありますんで、色々ね調べていただけると、面白いゲームが見つかるんじゃないかなと思いますけど。
はい。
今回ちょっと最後長くなりましたけど、この辺で終わっておきましょうかね。
はい。
という事で、今回も最後まで聴いていただいて、ありがとうございました。
ありがとうございました。